夫桜が満開、妻桜は開花2019夫婦桜開花情報②

3・19夫桜開花、六国見山に春！2019夫婦桜開花情報⓵

　3月22日、気温の上昇によって、予想よりも早く六国見山のシンボルツリーである幹回り４ｍと2,5ｍの巨大ヤマザクラのペア「夫婦桜」の夫桜が満開になった。そして、妻桜の方も開花した。今週末は華やかに咲き誇る夫桜、控えめに咲き始めた妻桜の“夫婦の協演”が期待できるであろう。

　展望台周辺のヤマザクラも妻桜と連動して咲き始めた。1週間後には満開になるだろう。3月30日（土）に予定している「北鎌倉ウォッチング！　山桜の名所・六国見山でお花見会」が楽しみだ。

　六国見山では冬の寒さに封じ込まれていた生のエネルギーが春の訪れと同時に一気に解放されたようで木々の芽吹き、山野草の開花と開花の準備が始まった。

　8年前に植樹したイロハモミジの芽吹き

　下刈りした結果、いたるところでタチツボスミレが咲いている

　こちらはウラシマソウ。蕾（つぼみ）を包むように葉が変形した部分＝苞（ほう）＝の中に伸びた付属体の先端部が細く糸状に伸び、その姿を、浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立てて、この和名があるとされている。

　ホウチャクソウが一斉に目を出し始めた。仏閣の四隅に飾りとしてつり下がっている「宝鐸（ほうたく・ほうちゃ）にちなんでいる。２個または３個の白い花が咲く。