ASEAN常駐代表委の代役で六国見山に山桜植樹5・23

ASEAN常駐代表委のヤマザクラの植樹中止に5・21

累計植樹本数は333本に

　北鎌倉湧水ネットワークは5月23日、六国見山森林公園にヤマザクラの苗木3本を植樹した。本来なら5月21日にASEAN（東南アジア諸国連合）常駐代表委員会が外務省の推進する「日中植林・植樹国際連帯事業」の一環として植樹する予定で、北鎌倉湧水ネットワークはそのお手伝いをすることになっていた。しかし、荒天のため、植樹は中止となった。

ASEAN常駐代表委は外務省の招きで、4泊5日の日程で5月19日に来日、23日に帰国することになっており、六国見山森林公園への植樹は不可能である。そこで、北鎌倉湧水ネットワークが代役を務めた。これで同公園への累計植樹本数は333本になった。

ヤマザクラの苗木は園芸店に23日の午前9時に六国見山森林公園南口に届けてもらった。樹高は約2ｍ。園芸店によれば「ヤマザクラの苗木はこの時期、端境期で、必死になってかき集めました」とのこと。どうせ植樹するならば、鎌倉の木であるヤマザクラの苗木がいいと思って、無理を承知でお願いした。熱心に動いてくれた園芸店に感謝あるのみである。

　園芸店の担当者は苗木を植樹の場所まで運ぶのも手伝ってくれた。苗木を植える穴は5月18日に掘ってあり、支柱、野ウサギ対策のネットも準備しておいた。植樹は息の合った北鎌倉湧水ネットワークの仲間が手際よく済ませた。

5月18日の穴掘りの様子

５月２３日の息ぴったりの植樹の様子

ネットは野ウサギの襲撃対策

植樹完了

＊植樹した樹種の内訳と本数は下記の通りだ。
　イロハモミジ１１５本▽ヤマザクラ４７本▽オオヤマザクラ1本▽エゴノキ１２本▽アカシデ２本▽河津桜２本▽オウバイ３本▽ヤマツツジ９０本▽オオムラサキツツジ２０本▽クヌギ７本▽コナラ１４本▽クリ18本（ヤマグリ５本、普通のクリ9本）▽その他３本。