山桜の植樹スペース確保に目途8・17六国見山手入れ

【8・4六国見山手入れ】⓵山桜植樹スペースが視野に

さくらの会の育成アドバイザーが現地調査に

下刈り前（7年前に手入れしたが、再び荒廃）

下刈り作業中

下刈り後（30本程度のヤマザクラの苗木の植樹は可能に）

猛烈な残暑に襲われた8月17日、北鎌倉湧水ネットワークは予定通り六国見山森林公園の手入れを行った。参加者は8人。メーンの作業は201２年に下草刈り、除伐、形状不良のスギの間伐したエリアとコナラ、クヌギ、クリを植樹したエリアなどの下刈りだ。こまめな水分補給、適度な休憩を心がけて、無事に作業を終了することができた。

201２年に下草刈り、除伐、形状不良のスギの間伐したエリアはその後、手が回らずに再び荒れ果ててしまい人が近づけなくなってしまった。しかし、2019年度に入ってからの継続的な下刈り、形状不良の樹木の間伐によって、その場所にたどり着くことが可能になった。

下刈り前

下刈り中

下刈り後

【下刈りで新たな倒木が姿を現した】

この日の下刈りで、この場所だけで、30本程度のヤマザクラの苗木の植樹が可能であることが分かった。植樹可能な別の場所の目安もついている。この日は手入れ前にヤマザクラの苗木80本の申請先の公益財団法人日本さくらの会の育成アドバイザー（一般社団法人日本造園連合会神奈川県支部のメンバー）が、実際にヤマザクラの苗木を植えられる場所かどうかの現地調査に訪れた。

育成アドバイザーによれば、この日の現地調査の結果を日本さくらの会に報告し、これに基づき、日本さくらの会は北鎌倉湧水ネットワークのヤマザクの苗木申請が適切であるかどうかを判断するのだという。苗木の寄贈を決定する時期は10月の予定。育成アドバイザーを植樹予定エリアに実際に案内し、「六国見山森林公園が鎌倉一のヤマザク他の名所であり、植樹エリアも継続的な手入れで、十分確保できる」と説明し、理解を求めた。

【エリアとコナラ、クヌギ、クリを植樹したエリアの下刈り】

下刈り前

下刈り中

下刈り後

【刈払い機初心者にこの日も実習を実施した】

【エリコナラ、クヌギ、クリを植樹したエリア隣接地の下刈り】

下刈り前

下刈り中

下刈り後