石井彰英、ジプシーギタリスト「ジャンゴ」再演

ご縁の不思議に驚き：北鎌倉＆花巻電鉄ジオラマＤＶＤ上映会9・9

　

北鎌倉の皆様、いかがお過ごしですか？品川の石井彰英です。先日、You Tubeに私の昔の曲（Django ジャンゴ）を再演して掲載しました。（https://www.youtube.com/watch?v=Z9a50DAIphU）

　共演はバイオリンTarot、アコーディオン ホリテルエですこの曲は大好きなジプシーギタリスト、ジャンゴ・ラインハルト（ベルギー出身　1910-1953）に捧げて２５年ほど前に書きました。ジャンゴラインハルトは若い頃の火傷が原因で左手の指が２本しか動きません。２本の指で、あのような美しく哀感のある旋律を奏でる事が出来るのか永遠の謎です。

ジプシーのルーツには諸説あります。一般的にはインドの民がヨーロッパに移動したのが始まりとされています。ジプシーという語は現在では差別用語とされており、「ロマ」と呼ばれています。私たちのジプシーへのイメージは神秘的、ロマンチック等がありますが、その一方、伝染病をまき散らす、犯罪の根源とされており忌み嫌われている側面もあります。

以前、ジプシー音楽のコンサートを観た事がありますが、そのリズム感、哀調をおびたメロディ等、長い間、放浪し続けた民の血が奏でている音楽です。日本人の私には絶対に真似できないと感じました。

ジプシー音楽は後年、スペインの音楽と融合してフラメンコとして発展したとも言われています。私たちの演奏した「ジャンゴ」は本家の爪のアカにも及びませんが皆様にお楽しみ頂けたら幸いです。

まだまだ暑い日が続いております。ご自愛くださいませ。

　　　石井彰英（「まほろば楽団」団長https://kitakamayu.exblog.jp/19874679/）