【台風15号の六国見山被害詳報】⓵倒木多発、散策は控えよう

落葉樹倒れて落下、道路塞ぐ【台風15号六国見山被害一報】

夫婦桜上は通行不能状態に

　９月9日と10日の両日、記録的な暴風を伴って上陸した台風15号の影響を探るために六国見山森林公園内に入った。そこで目にしたのは予想をはるかに超えた倒木の発生だ。まるで爆風でなぎ倒されたかのように樹木が倒れされ、それらが折り重なるように園路を塞いでいた。首の皮一枚でつながっている中折れした樹木の場合は。幹が倒れるか、あるいは枝葉が落ちてくる可能性がある。公園内への立ち入りは極めて危険である。当面、控えた方が無難だ。

＊もっと早くブログに掲載したかったが、デジカメで撮影した写真がパソコンに取り込めなくなったり、マウスが壊れたりして、それができなかった。

　自宅周辺の状況を撮影後、公園北口から入り、南口に抜けた。北鎌倉湧水ネットワークは2011年に「鎌倉の美しい里山継承プロジェクト」（１ｓｔフィールド・六国見山森林公園）をスタートさせて以来、虫に食われるなどして形状不良となっているスギやヒノキの倒木の危険性をしてきた。形状不良の原因は長年にわたる手入れ不足。天然林や薪炭林を針葉樹の人工林にかえる拡大造林（https://www.shinrin-ringyou.com/ringyou/）のなれの果ての惨状だ。民家や道路に近いスギ林のスギの間伐を鎌倉市と鎌倉市公園協会に進言する一方、両者との協議に基づき自分たちでもできる範囲の間伐を進めてきた。それがなければ不幸な事態が発生した可能性がある。手入れを続けてきた本当に良かったと思う。

【自宅（高野台自治会4班所属）】

【公園北口付近】

【夫婦桜下】

【高野台自治会4班上のスギ林】

【高野台自治会5班上のスギ林】

【夫婦桜周辺】

【公園南口に近いスギ林とヤマザクラ樹林地】