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これを楽しむものに如かず:F原田ジム訪問記 立錐の余地もない試合会場のさいたまスーパーアリーナ ![]() レフェリー不手際、本当なら尚弥のKO勝ち ドネアにボクサーとしての矜持を見た!
北鎌倉の皆様、しいまほろば楽団団長の石井彰英です。肌寒ささえ感じる今日この頃です。いかがお過ごしですか?
私は11月7日に「さいたまスーパーアリーナ」で行われた井上尚弥(26、大橋 WBA&IBF王者)対ニトドネア(36、フィリピン、WBAスーパー王者)の世界バンタム級タイトルマッチ(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級の決勝)に招かれて行って来ました。埼玉副都心駅からすでに長蛇の列。試合開始間際には立錐の余地もない客席(2万人は入っていた)。最強のボクサーを決定する試合の格、華やかさ、久々に体感した本物の世界タイトルマッチでした。
セミファイナルは尚弥の弟、井上拓真対ウバーリの世界タイトルマッチ。拓真は、パンチはない、スピードはない、身体にパワーはない、世界チャンピオンを名乗るにはおこがましい。試合も退屈だったのでグッズショップに行ってしまいました。
いよいよメインイベントの開始、ドネアがリングイン。さすがに5階級制覇王者、彼にとっては敵地での試合でしたが物凄い歓声。そして我らが尚弥、リングイン。会場が揺れるような地鳴り。
この感覚、どこかで味わった。1972年の日大講堂での大場政男の試合以来でした。1R、尚弥のいつもの立ち上がり。ドネアのリズムに身体が自然に反応している。いつもの試合のように早い決着が予想されました。
そして運命の2R。尚弥の左フックがドネアの頭部を叩いた。小さくグローブを振る尚弥。左拳を痛めたように見えました。(それ以後、レーダーの役割をする左がめっきり出なくなった)そしてドネアが底力を見せた。
左フックが尚弥の右眼上を切り刻んだ。おまけにドネアのパンチが効いているのか左脚が突っ張っている。尚弥の精密なメカニズムが崩壊した。距離の測定ができない、体重の載ったパンチが打てない、生涯初めての苦闘、尚弥にとっては三重苦の地獄の中で激闘は続いた。
11Rに尚弥がボディブローで決定的なダウンを奪った。(これはレフェリーの不手際があった。本当なら尚弥のKO勝ち)。それでもドネアはあきらめない。何かを叫びながらパンチを繰り出した最終ラウンド。5階級制覇王者の意地と誇り。ドネアには心からの拍手をおくりたい。
素晴らしい激闘でした。しかし、敢えて尚弥には苦言を呈したい。こんな試合をしてはダメ!ボクサーは打たれたらダメ!かつてマイクタイソンは無敵だった。ローマンゴンザレスはリングで相手選手と対峙した時に既に勝っていた。そんな彼らでさえも一度拙戦をした後は凡庸なボクサーに成り下がった。今後の対戦相手は井上尚弥を怖がらなくなるでしょう。
試合後のインタビューで尚弥が「ドネアが二人に見えた」と話していた。ウーン、網膜剥離、眼筋麻痺が心配だ。とにかく今は心身のダメージを取り除いてほしい。再度書きます。ドネアのボクサーとしての矜持を見ました。立派だった。 石井彰英
by kitakamayunet
| 2019-11-08 09:04
| 唯我独尊(コラム)
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