12・21ヤマザクラの苗木植樹をプレスリリース12・13

ヤマザクラの苗木80本の寄贈決定通知11・5

植樹に向けた先行支柱立て（12・12六国見山森林公園）

　北鎌倉湧水ネットワークは12月13日、鎌倉市広報メディアセンターで来る12月21日（土）午前10時から、（公益財団法人）鎌倉市公園協会の協力を得て、六国見山森林公園にヤマザクラの苗木80本の植樹を行うことをプレスリリースした。今秋、記録的な暴風や大雨をもたらし台風15号と19号によって、六国見山森林公園では多数のスギ、ヒノキ、ヤマザクラなどの樹木がなぎ倒された。ヤマザクラの苗木80本は倒れた樹木を片付けた跡に植える。雨天でも決行する。

報道関係の皆様へ

12・21に六国見山森林公園にヤマザクラ80本の植樹

2019年12月13日

北鎌倉湧水ネットワーク代表　野口　稔

　日頃お世話になっております。北鎌倉湧水ネットワークは来る12月21日（土）午前10時から、（公益財団法人）鎌倉市公園協会の協力を得て、円覚寺裏の六国見山森林公園（鎌倉市高野36番14）にヤマザクラの苗木80本の植樹を行います。この苗木は（公益財団法人）日本さくらの会（会長・大島理森衆議院議長）から寄贈を受けるもので、「樹高1・8ｍ内外あるいは2・5ｍ内外」の立派な苗木です。

　北鎌倉湧水ネットワークは２０１１年１月２２日から、鎌倉市の所有する六国見山森林公園を舞台に鎌倉の里山を再生し、人と自然が交流できる明るくて美しい里山として次世代に継承するための「鎌倉の美しい里山継承プロジェクト」をスタートさせました。以後、下刈、間伐、イロハモミジやヤマザクラなど広葉樹を中心とした植樹を行ってきました。この間、同時並行して里山再生の必要性を訴えるための出版、座談会、コンサート、シンポジウム、ワークショップ、写真展、里山ウォーキングなど様々なイベントを開催してきました。

　現時点での六国見山森林公園への累計植樹本数は395本です。今回のヤマザクラの苗木の植樹で累計植樹本数は475本となり、500本に迫ります。日本さくらの会からヤマザクラの苗木のから寄贈を受けるきっかけとなったのは、今年4月に、神奈川県、（公益財団法人）かながわトラストみどり財団の推薦によって日本さくらの会の平成31年度「さくら功労者」として表彰されたことです。表彰を機に日本さくらの会が、宝くじの社会貢献広報事業の助成を受け宝くじ桜寄贈事業を展開していることを知り、ヤマザクラの苗木80本の寄贈を申請し、認められました。

　今秋、記録的な暴風や大雨をもたらし台風15号と19号によって、六国見山森林公園では多数のスギ、ヒノキ、ヤマザクラなどの樹木がなぎ倒されました。その様はまるで爆撃を受けたかのような惨状でした。ヤマザクラの苗木80本は倒れた樹木を片付けた跡に植えられます。六国見山を「春やヤマザクラ、初夏は新緑とヤマツツジ・アジサイ、秋はモミジが楽しめるような里山として再生したい」との目標を掲げて活動を続けていますが、今回の植樹によって、目標実現に向けて、大きな前進が期待されます。引き続き皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。

＊雨天決行します。