⓵60人参加、山桜の苗木80本の植樹【12・21六国見山手入れ】

山桜の苗木80本の支柱立て完了！12・19六国見山手入れ

　12月21日、北鎌倉湧水ネットワークは公益財団法人鎌倉市公園協会の全面協力を得て、六国見山森林公園に公益財団法人日本さくらの会から寄贈されたヤマザクラの苗木80本（このうち20本はオオシマｻﾞｸﾗ）を植樹した。参加者は約60人で、内訳は北鎌倉湧水ネットワークの手入れの中核メンバー11人、鎌倉市公園協会6人、近隣住民43人。

白っぽい幹がオオシマｻﾞｸﾗ

黒っぽい幹が山桜

　手入れの中核メンバーは午前9時に六国見山で借りている畑に集合、ヤマザクラの苗木の植え方の確認後、全体の集合場所の六国見山森林公園南口に移動し、午前9時半に近隣住民と合流した。そして双方が自己紹介を行った。

　そうしているうちに前日、日本さくらの会から発送されたヤマザクラの苗木を積み込んだに鎌倉市公園協会のトラックが現れた。そして、午前10時から一致協力して作業を開始、午前11時過ぎには作業を終えた。

　家族連れの参加が目立った。わたしは「人間の子どもと同じように、ヤマザクラの苗木は放置すると育ちません。とりあえず、さくらの苗木が大好物の野ウサギの襲撃対策のためにネットで苗木の周りを覆いました。自然界は弱肉強食の世界です。下草など強いものが勝ちます。自然災害もあります。ぜひ、散策の時にヤマザクラの苗木につるが巻き付いたりしていたら、切り取ってください」とお願いした。

苗木が順調に育てば植樹に参加した子供たちが成人になったとき、六国見山は鎌倉一のヤマザクラの名所から、神奈川県きってのヤマザクラの名所へとグレードアップしていることだろう。