今年も寒起こしで六国見山の畑の仕事始め1・4

六国見山の畑の仕事始めは春キャベツ追肥と寒起こし1・5

寒起こし後

寒起こし前

　正月、「三が日」が明けた1月4日、今年も寒起こしで六国見山の畑の仕事始めを行った。寒起こしをスタートさせた場所には、2月にジャガイモを植えるつもりだ。里山再生活動の副産物である炭やチップを使って土壌改良をしてきたので、土がふかふかして、野菜が喜びそうな感じになってきた。3時間程度作業した。気温は低かったが、体が温まり、寒風が逆に心地よかった。これからしばらくは畑の作業は寒起こしが中心になる。

寒起こし後（縦写真）寒起こし前（縦写真）

【ご参考】

営農情報（ＪＡあづみ公式HPより転載　http://www.ja-azm.iijan.or.jp/farming/2017/01/post_296.php）

寒起こし
　寒起こしは一月中旬のもっとも寒いころに、地表から30㎝くらいの土を粗く掘り起こして寒い空気にさらす事で土の中の病原菌や害虫を死滅させることを寒起こしと言います。掘り起こされた土の塊は夜間の冷たい空気と日中の日差しによって、少しずつ崩れていきます。同時に米ぬかを散布すると、味わいのある土になります。

作業手順
①寒起こしをする場所、1㎡当たり米ぬか1ℓをまんべんなく散布します。　
②スコップに足をかけて刃をすべて土の中に入れる。
③てこの原理を利用して刃を上げて土を裏返し、表面積を広げる。この時、土の塊は崩さないようにします。
④作業後は表面がゴロゴロした土がむき出しになっていますが、　このまま約一カ月寒さにさらすと、土がリフレッシュされます。自然の力を利用した土壌消毒は経済的に望ましい方法です。