地ビール北鎌倉の恵み、コロナ対策に協力へ4・27

ふるさと納税返礼品発送は2019年度7件：北鎌倉の恵み

　北鎌倉湧水ネットワークは4月27日、地ビール北鎌倉の恵みを製造販売している日本最老舗地ビール会社のサンクトガーレン有限会社（本社・厚木市、岩本伸久社長）の了解を得て、鎌倉市が設立を検討している「（仮称）鎌倉市コロナウイルス対策基金」へ協力することを決めた。

　この基金は「鎌倉市ふるさと納税」のシステムを利用している。北鎌倉湧水ネットワークの協力の中身は鎌倉市が設立を検討している「（仮称）ガバメントクラウドファンディングを活用した市内経済活性化プロジェクト」に寄付した場合、寄付者に北鎌倉の恵みを届けると同時にこの売り上げの３％を「（仮称）鎌倉市コロナウイルス対策基金」に寄付するというもの。

　なお、地ビール北鎌倉の恵みを製造販売しているサンクトガーレンは28日から疫病を鎮めるといわれる妖怪アマビエのビール「アマビエIPA」を発売、利益を「新型コロナウイルス感染症：拡大防止活動基金」（https://readyfor.jp/projects/covid19-relief-fund）に寄付する取り組みを始めた。志のある企業である。

ビールで疫病退散　妖怪「アマビエ」ラベルにデザイン

（ 神奈川新聞　 2020年04月28日 05:00 ）

　クラフトビールメーカー「サンクトガーレン」（厚木市金田）は２８日、新型コロナウイルスの終息を願い、疫病を鎮める妖怪「アマビエ」をラベルにデザインしたビール「アマビエＩＰＡ」を発売する。利益は感染症拡大防止活動のための基金に寄付する。

　アマビエは疫病から人々を守るとされる妖怪で、「疫病がはやったら私の絵を描いて人々に見せよ」との言い伝えがある。厚生労働省も啓発画像に使っており、同社が漫画家の石川雅之さんにイラストを依頼した。

　感染終息まで、限定販売する。岩本伸久代表取締役は「（基金を通じて）最前線でコロナと闘う方々に不足している物品が届けばうれしい」と話している。

　価格は３３０ミリリットルで４６０円（税別）。問い合わせは同社電話０４６（２２４）２３１７。同社ホームページ（https://www.sanktgallenbrewery.com/AmabieIPA/）で詳細が確認できる。