台風被害木片付け急ピッチ8・2六国見山手入れ（上）

台風被害木10本伐採：7・30六国見山臨時

手作りの両手とびも威力発揮

　8月2日、北鎌倉湧水ネットワークは梅雨明け後及び8月最初の六国見山森林公園の手入れを行った。参加者は10人。この日の手入れのテーマはこれまでに伐採した台風被害木の玉切り・片付け・周辺の下刈りと、下草に呑み込まれそうになっている植樹したヤマザクラとイロハモミジの苗木の“救出”のための下刈りだ。

　2回に分けて手入れの様子をリポートする。最初は台風被害木の玉切り・片付けからそれにしても梅雨明け直後の夏の日差しは強烈だった。たっぷりと汗をかいた。参加した皆さん、本当にお疲れ様でした。

　台風被害木の玉切り・片付け・周辺の下刈りチーム編成は6人。場所は六国見山森林公園南口に近いスギ林。昨年の台風で最も大きな被害が出た場所だ。これまでに台風被害木の伐採をしてきたが、玉切り・片付け・周辺の下刈りまでは手が回らなかった。

台風被害木の玉切り・片付け・周辺の下刈り前

手入れの様子

　体力と腕力のある参加者にチームに加わってもらった。この場所の台風被害木を片付けた跡には、ヤマザクラの苗木を植樹したいと考えている。そのくらいの本数を植えることができるか、確認したかった。多分、間違いなく、20本以上植えることができるだろう。その確信を持つことができた。

台風被害木の玉切り・片付け・周辺の下刈り後

参加者の1人が手作りの両手とびを持参した。北鎌倉湧水ネットワークは交付金で片手とびを購入したが、両手とびはより重い丸太を腰に負担をかけずに移動させるのに威力を発揮した。

力を合わせてフェリングレバーを使った伐採したヤマザクラの幹の片付け。ヤマザクラの幹には空洞があった。放置すると強風で幹折れする危険がはらんでいた。両手とびもそうだが、台風被害木片付けが急ピッチで進んでいる。道具類は作業を効率的に進めるのにとても役立つ。