イロハモミジなどの苗木救出着実に進展8・2六国見山手入れ（下）

台風被害木片付け急ピッチ8・2六国見山手入れ（上）

【番外】畑では「スパイダーモアー」が活躍

“作業路”下刈り後

“作業路”下刈り前

　8月2日の六国見山森林公園の手入れでは、台風被害木の片付けを進める一方で、下草に呑み込まれそうになっている植樹したイロハモミジとヤマザクラの苗木の“救出”のための下刈りも4人がチームを組んで行った。場所は2011年に手入れをスタートさせた時に切り開いた“作業路”と、夫婦桜下のかつての段々畑だ。

　“作業路”沿いにイロハモミジとヤマザクラの苗木を植えてある。昨年8月、下刈りをした際、キイロスズメバチに刺された痛い思い出のある場所だ。春以降、キイロスズメバチが巣作りをしないよう、2回下刈りをした。それとともに祠のある枯れ木も片付けた。幸い、キイロスズメバチは姿を見せなかった。だが、下草の伸びる勢いがものすごい。まさにいたちごっこのような状態だが、一歩一歩、着実に苗木の救出は進んでいる。

　夫婦桜下のかつての段々畑の下刈りは7月30日の続きだ。台風の被害木を片付けたので日当たりが良くなり、イロハモミジとヤマザクラの苗木がぐんぐん成長している。同時に下草の成長も著しい。比較的大きな広場のようになっているので、苗木をしっかりと育てれば散策者の有望な憩いの場となるだろう。

下刈り前

下刈り中下刈り後

　下刈り番外。六国見山などで養蜂業を展開している養蜂家のSou Kazunaさんがオーレック社製自走式草刈機「スパイダーモアー」を使って、畑と畑周辺の赤道の下草刈りをしてくれた。最近、お会いしてなかったので、何かあったかと心配していたが、元気な様子で安心した。