新型コロナで11・14設立20周年記念行事中止9・1

雨の中、クール百音&寺沢希美チャリティコンサートに３百人

　9月1日、北鎌倉湧水ネットワークは1月14日に予定していた設立20周年記念イベントの中止を決定した。来る10月1日、北鎌倉湧水ネットワークは設立20周年を迎える。設立の目的は、北鎌倉の景観と自然保全、街の活性化を目的に、六国見山湧水仕込み地ビール「北鎌倉の恵み」を世に送り出すことだった。

そこで、関係者の皆様のご協力の下、設立の目的に沿った企画を練り、設立20周年記念イベント開催に向けて年初から準備を進めてきた。夏になれば新型コロナウイルスの感染拡大が収束することを期待していたが、その兆候はまったく見られない。さらに秋冬に向かい、インフルエンザの流行も懸念されている。

　予定していた会場の「ギャラリー檜松」（ひしょう、ギャラリー兼松）のオーナーの兼松まゆみさんとは、20年以上にわたって鎌倉の里山再生活動を共にしてきた仲間だ。隠れ家的な存在の「ギャラリー檜松」ではこれまでも様々な記念行事を開催させてもらってきた。

　 この思いで深い場所で「北鎌倉の恵み」のグラスを傾け、トラットリア　フォンテのおいしい出張料理をいただきながらこれまでの活動を振り返り、今後の展望を探りたいと思っていた。屋内に、手の届く距離に多くの人が集まり、接近して人が懇談するような状況が、クラスターの発生しやすい条件と考えられている。

中止は辛い決断だったが、クラスターは絶対に避ける必要がある。来年は北鎌倉湧水ネットワークが里山再生活動を始めてから10周年を迎える。新型コロナウイルスの感染拡大が収束していれば、里山再生活動10周年記念行事を開催したいと思っている。

【幻の北鎌倉湧水ネットワーク設立20周年記念イベント企画】

日時　　2020年11月14日（土）12：00～15：00

場所　　ギャラリー檜松（定員40人）

参加費　3500円

プログラム

講演会（12：00～12：30）

演題「最老舗地ビール会社と北鎌倉の恵み」

講師　岩本　伸久サンクトガーレン有限会社社長（写真：左）

　　

間伐材有効活用事例発表会（12：30～13：00）

「ごみの減量化と和器」　　　　　　
竹林　昌代「NPO法人 游風」事務局長

「カマクラキコリスと地産地消」
今西　知宏「ラムガ」代表（左）

「循環資源活用型農業への挑戦」
野口　稔「北鎌倉湧水ネットワーク」代表

懇親会（13：00～15：00）

・トラットリア　フォンテの出張料理を想定

・食材として六国見山の野菜（里芋・サツマイモ・鎌倉大根・ネギなどを想定）使用

・飲み物は地ビール「北鎌倉の恵み」、ワイン、日本酒持ち込み