山桜の植樹予定場所にマーキング：10・22六国見山手入れ（上）

山桜植樹予定地の台風被害木片付け完了：10・18六国見山手入れ（上）

　10月22日、北鎌倉湧水ネットワークは六国見山森林公園の手入れを実施し、台風被害木の片付け（伐採、玉切り、集積)を終えた後を下刈りした。そして、11月21日に予定しているヤマザクラの植樹場所に周辺に生えていたアズマネザサを使ってマーキングした。今年、植樹するヤマザクラの苗木の全体の本数は30本。この場所に植える本数は25本で、残りの5本は既に植樹したものの誤伐、あるいは枯れてしまったところに植えるつもりだ。長い道のりだった。ついにここまできたかというのが、正直な感想だ。

下刈り前

下刈り中

下刈り後

マーキング後

　この日の参加者はウィークデーということもあり4人。このうち中核メンバーが3人で、一人が初めて参加した30代の鎌倉市内に住む男性。ラムガの（http://la-muga.com/　）今西知宏さんの紹介で参加してくれた。山の手入れは初めてということだったが、若いということもあって、フットワークが抜群に良く、刈り払機を使った下刈りへのチャレンジ、マーキング用のアズマネザサの刈り取りなど、積極的に動いてくれた。今後も、仲間を連れて参加してくれるという。心強い限りだ。

玉切りしたスギは持ち帰って、木工の材料に使うという。

　この日は下刈り、マーキング以外にヤマザクラ植樹予定場所近くの台風被害木と形状不良木の伐採も行った。中核メンバーの二人が担当したが、二人の伐採の腕前はボランティアのレベルをはるかに超えている。足場が悪い中で、二人は協力し合って6本伐採してくれた。参加人数は少なかったが、大きな成果を上げた手入れとなった。

伐採前

玉切り・伐採中

　まだ、処理すべき台風被害木はたくさん残っている。少しずつ、無理をしないで片付けていくつもりだ。