山桜の苗木の野ウサギ対策完了：11・12六国見山手入れ（上）

遂にマテバシイの大木に登り枝剪定11・5六国見山手入れ（上）

曇り空でやや肌寒かった11月12日、北鎌倉湧水ネットワークは六国見山森林公園の手入れを行った。参加者は中核メンバー6人に加え、一般参加者1人の合計7人。この日の作業は21日に予定しているヤマザクラの苗木の植樹に向けた野ウサギ対策からスタートし、その後下刈りと台風被害木の伐採を行った。

野ウサギはヤマザクラの苗木が好物のようで、樹皮をかじったり、根元を刃物のように切断してしまう。こうした野ウサギの襲撃を防ぐために考え付いたのが、防獣ネットを使った対策だ。大きな防獣ネットを金切りバサミを使って横40センチ、縦50センチに切断し、これを支柱と補助支柱、苗木の周りに蒔き、針金で支柱に固定するやりかただ。一人でやると大変だが、大勢でやると30分程度で作業を終えることができた。これでヤマザクラの苗木の植樹の準備はすべて整った。

野ウサギ対策のイメージ

畑での野ウサギ対策完了後は、六国見山のシンボルツリー夫婦桜周辺と北側登山道に近い園路沿いに移動し、下刈りと台風被害木の伐採（5本）を行った。この結果、園路から夫婦桜の雄姿が、下草や台風被害木に視界を妨げられることなく、見ることができるようになった。

下刈り前

下刈り中

下刈り後

台風被害木の伐採前

伐採中

伐採後