山桜の苗木生存率は約7割：11・19六国見山手入れ（上）

山桜の苗木の野ウサギ対策完了：11・12六国見山手入れ（上）

生き残ったヤマザクラの苗木紅葉

11月19日、北鎌倉湧水ネットワークは、参加者6人で六国見山森林公園の手入れを行った。手入れの内容は下刈り、台風被害木の伐採（2本）、21日のヤマザクラの苗木の植樹に備えた準備。植樹に備えた準備では、まず、支柱と野ウサギ対策のため防獣ネットを巻き付けたサブ支柱をシュロ縄で縛り、支柱にマーキングのための赤テープを巻いた。シュロ縄は苗木の固定用として使用する。

　植樹に備えた準備のもう一つは昨年80本植樹したヤマザクラの生存率の確認だ。この春にすべての苗木の周辺の下刈りを行ったが、夏の間に下草が急激に成長し、ヤマザクラの苗木を飲み込む形になった。気にはなっていたが、スズメバチの活動が活発化している間は、危険で下刈りができなかった。気温が下がり、スズメバチの活動が収まってきたので、下草をかき分け、生存率を確かめた。結果は80本中、22本が枯れてしまっていた。したがって生存率は72,5％だった。様々な状況を考えれば、まずまずといった結果だと思う。枯れた苗木に使った支柱などは21日、再利用する。

下草に呑み込まれ、その姿が見えないヤマザクラの苗木

ヤマザクラの苗木救出中

救出したヤマザクラの苗木

周辺の下刈り前

周辺の下刈り後

下刈りの結果、色付き始めた植樹したイロハモミジが見えるようになった！

夫婦桜周辺の下刈り前

下刈り中

下刈り後

ヤマザクラ樹林地の下刈り前

下刈り中

下刈り後

台風被害木の伐採前

伐採・片付け中

伐採後