春キャベツとイチゴの根元に落ち葉12・23

春キャベツ間引き・移植、里芋に防寒対策11・7

落ち葉は元祖循環資源と言っていい存在だ。里山再生活動の副産物であるチップや炭が手元にあるので、落ち葉拾いをこの2年間、しなかった。しかし、六国見山の赤道にはたくさんの落ち葉がある。

「もったいない」。そう思って12月23日、赤道の落ち葉をかき集め、春キャベツとイチゴの根元に敷き詰めた。目的は保温と雑草防止で、環境に負荷をかける黒マルチの代わりだ。最終的に落ち葉は腐葉土（堆肥）になり、土壌を改良してくれる。

この日は循環資源として、追肥に鶏糞を使った。さらに、土壌改良のために間伐したヒノキを材料にしたカマクラキコリス作る際に生まれたヒノキの木屑、剪定した枝葉が材料のチップも使用した。

手順としてはまず、雑草を取り、鶏糞を撒く。続いてその上に木屑を撒く。それから落ち葉を敷き詰める。ここから先は春キャベツとイチゴではやり方を変えた。春キャベツはチップを使わず、イチゴにはチップを使った。

春キャベツにチップを使わなかったのは、春キャベツは葉っぱを拡げているし、防虫ネットを張っているので、風で軽い木屑、落ち葉が吹き飛ばされる恐れがないと判断したからだ。

イチゴの場合は春キャベツのように葉が大きくない。しかも、防虫ネットも張っていない。強い木枯らしが吹けば、木屑、落ち葉は吹き飛ばされてしまう。そこで、剪定したばかりで、湿っているために“重量感”のチップを「重し」の代わりに使った。