手つかずの難所の下刈りも完了1・10六国見山手入れ（下）

越年した常緑樹の枝打ち完了1・10六国見山手入れ（上）

見通し調査区１の下刈りをする桐山大さん

植栽木の成長量調査区1の下刈りをするSano Takechanさん

　1月10日の六国見山森林公園の今年最初の手入れでは、16日（土）に実施予定の令和2年度モニタリング調査（見通し調査）の対象区域で、これまで下刈り終えていなかった見通し調査区１（公園北口付近）の下刈りも実施した。

下刈り前

下刈り中

下刈り後

　見通し調査区１は、傾斜がきつく刈払い機を使った作業は刈払い機の扱いに慣れていると同時に体力がないと難しい危険な場所だ。踏ん張る足腰の強さと腕力、それに注意力が求められる。この厳しい作業を担当してくれたのが「里山MTBみうら」メンバーの桐山大さんだ。桐山さんはこの日、彼の仲間二人を連れて参加してくれた。

　実は前日の9日に、台風被害木の片付けが終わっていない植栽木の成長量調査区1の下刈りを行った。一人で作業するのは危険なので躊躇していたら、畑と六国見山里山再生活動の仲間のSano Takechanさんが手伝ってくれた。この場所は台風被害木が倒れたままになっていたり、斜面地があるので見通し調査区１に勝るとも劣らない“難所”だ。

下刈り前

下刈り中

もっと早く、下刈りをしたかったが新型コロナ感染拡大に伴う鎌倉市からの里山再生活動自粛要請、スズメバチの活動活発化などにより、踏み込むことができず、下草が伸び放題になっていた。下刈りを進めていくうちに植樹したイロハモミジが生き延びているのを確認できた。

下刈り後

　桐山さんとSanoさんのお二人に感謝！まさに、持つべきものは友。これで16日、スムーズにモニタリング調査が実施できる。