山桜の苗木の周りにショカッサイ移植1・28六国見山手入れ

県有竹林整備と畑上の危険なスギ伐採1・21六国見山手入れ

　北鎌倉湧水ネットワークは1月28日、参加者4人で六国見山森林公園の1月最後の手入れを行った。天気予報では正午ごろから雨ということで、怪しい雲向きだった。この日予定していた作業は①一昨年植樹したヤマザクラの苗木3本の周りにショカッサイを移植する②クリやドウダンツツジなどの植樹予定地の下刈りと伐採したスギの片づけ―。午前11時過ぎに雨がぽつぽつ落ちてきたが、それまでに何とか予定していた作業を終えることができた。

　ショカッサイは鎌倉の寺社やハイキングコースに多くみられ、ハナダイコン（花大根）、ムラサキハナナ（紫花菜）とも呼ばれている。六国見山の畑にもたくさんある。それを間引いて散策者の“休憩地”近くに植樹したヤマザクラの苗木の周りに移植した。“休憩地”には椅子代わりに台風で倒れたスギを玉切りして並べてある。

ショカッサイの移植はヤマザクラの苗木の根が踏まれないための予防と景観向上が目的だ。ショカッサイは春になれば紫色のきれいな花が咲く。移植したショカッサイがしっかりと根付いてくれれば、里山に季節の彩を添えてくれ、散策者の目を楽しませてくれることだろう。

　クリ植樹予定帝の下刈りと片付けと伐採したスギの片づけ。畑で自然に育っている実生のクリの苗木を移植予定だ。

　ドウダンツツジ植樹予定帝の下刈り後。エゴノキも植えられそうだ。