カテゴリ
全体 花の里山六国見山(設立25周年企画) プロフィール 会則 里山再生は究極のSDGs 速報 講演・寄稿・メディア シリーズ・団塊世代 春夏秋冬 レヴィン文化財プロジェクト 無名人からの伝言 式年東大社銚子御神幸祭 シリーズ「里山ってなんだ!」 鎌倉の美しい里山継承PJ 東庄と鎌倉 鎌倉の世界遺産登録 ガイドブック・プロジェクト 東日本大震災 鎌倉団塊プロジェクト 団塊探偵団(神奈川新聞) 唯我独尊(コラム) 現代に生きる禅の精神 野口農園 交遊録 台峯&マンション問題 インターネット新聞JANJAN Yahoo!セカンドライフ 大船観音前マンション建設 洞門山宅地開発問題 北鎌倉テニスコート築造問題 北鎌倉の恵みプロジェクト 個性派ショップの優れもの BOOK mixi入口 イベント案内 北鎌倉匠の市・展 イベント月別一覧 リンク 北鎌倉グルメ散策 北鎌倉でお買い物 男の料理教室 璃史写真館(非公開) 発見!体験!もう一つの鎌倉 六国見山日照権伐採 「元治苑」にマンション建設 璃史&七緒(非公開) 里山・六国見山と生物多様性 未分類 タグ
六国見山
里山再生
有機無農薬栽培
循環資源
循環農法
円覚寺裏山
北鎌倉
円覚寺
まちむら交流きこう
鎌倉アジサイ同好会
里山
森林・山村多面的機能発揮対策交付金
間伐材
新型コロナウイルス
地ビール
夫婦桜
ヤマザクラ
日本さくらの会
台風15号と19号
ヒノキの器
以前の記事
お気に入りブログ
最新のコメント
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
カボチャ発芽、周りにススキ「循環農法」再読④ 精力的に虫をついばむピイちゃん(撮影:3・18) ![]() 「循環農法」再読のきっかけを作ってくれたのはジョウビタキのオスのピイちゃんだ。ピイちゃんはなぜ、六国見山の「野口農園」に姿を現し、わたしに懐いたのか。「循環農法」はその理由を教えてくれると考えた。
そのピイちゃんの姿が「野口農園」に姿を見せなくなってから3月29日で、10日が過ぎた。ピイちゃんとの交流が始まったのは今年の1月12日に寒起こしをしていた時からだ。この間2~3日、会わないことがあったが、10日も会わないことはなかった。
![]() ピイちゃんは渡り鳥である。日本での越冬を終え、3月19日、繁殖地のチベット、中国東北部へ飛び去って行ったと思われる。飛び去る前日の18日と前々日の17日、畑にいたとき、ピイちゃんはずっとわたしと一緒だった。 ![]() ![]() 特に17日は「野口農園」の下の畑のキウイフルーツまで飛んできてわたしを出迎えてくれた。そして帰るときは「野口農園」の出入り口近くの梅の木にとまって見送ってくれた。土を耕したりするとピイちゃんは素早く足元近くまで何度もやってきて虫をついばんだ。 ![]() ![]() 東京―チベット仏教の中心地・ラサ市間の距離は4556.06 キロ。仮にピイちゃんの飛行速度を時速30キロとし、一日に飛ぶ時間を10時間とするとチベットへ到着するには15日以上かかる。まだ、繁殖地に到着せず、旅の途中にあると推測される。
ピイちゃんはなぜ、リスクを伴う4556.06 キロもの旅をして日本に飛来したのだろうか。「“渡り行動”をおこなう理由は、食べものを得るのに必要なエネルギーと食べものから得られるエネルギーのバランスを効率よくするためなのです。つまり、同じ地にとどまると、他種との間で食べものをめぐる争いが過剰に発生するため、食べものをめぐる戦いのない寒冷な北半球の生息地に戻るのだとか」(「MOVE編集部」)がその答えだ。ピイちゃんは「平和主義者」なのだ。
「野口農園」では炭、チップなどの循環資源を使って土づくりをしている。「循環農法」でいう「その土地の草、菌、虫がたっぷり入って、きちんと『仕事』をしている生きた土」である。寒起こしした際、「生きた土」の中の虫が姿を現した。
ピイちゃんはこの虫を狙って姿を現した。そして、寒起こしをしているわたしが危害を加える恐れがないと本能的に判断し、目と目が合う至近距離まで近づき、虫を取った。旅立ち直前のピィチャンの行動は、長旅に備えたエネルギー補給が目的だったのかもしれない。 どうして迷わずに目的地にたどり着けるのか?「鳥は太陽や星の位置、磁気などをたよりに方角を定め、においや記憶も使いながら目的地へたどりつく」<Honda Kids (キッズ)>。驚いたことに体長15㎝のピイちゃんの小さな脳には高性能の磁気コンパスが内蔵されているというのだ。 鳥の視力もすごいそうだ。鋭い爪と嘴を持ち、他の動物を捕食(する猛禽類のワシとタカの視力は、人間の8倍もあり、300メートルの高い空からでも、ネズミ、モグラ、小鳥、ウサギなどを見つけることできるという。猛禽類ほどではないが、ピイちゃんの視力も人間の視力をはるかに上回っているのだろう。 日本サッカー協会のシンボルは、ヤタガラスだ。日本神話に登場するヤタガラスは神武東征の際、熊野国から大和国への道案内をしたとされる導きの神である。「坑道のカナリア」という言葉がある。言葉の意味は、有毒ガスが発生した場合、人間よりも先にカナリアが察知して鳴き声)が止むことから、その昔、炭鉱労働者がカナリアを籠にいれて坑道に入ったことに由来している。ピイちゃんはわたしを再び「循環農法」へと導いてくれた。今後、大きな気付きがあることを予感させてくれる。
by kitakamayunet
| 2021-03-29 12:33
| 里山・六国見山と生物多様性
|
Trackback(1)
|
Comments(0)
![]()
タイトル : 嬉しい!ジョウビタキのピイちゃんが帰ってきた12・31
ピイちゃん、チベット方面へ旅立つ「循環農法」再読⓺大晦日、ジョウビタキのオスのピイちゃんの姿を六国見山の畑で確認した。正月用の野菜を収穫していたら、「ヒッ、ヒッ」と聞き覚えのある野鳥の鳴き声が聞こえてきた。その方向に目をやるとピイちゃんがアジサイにとまって、私の方を見ていた。「ピイちゃん、お帰り」と話しかけると、ピイちゃんは、お辞儀をして尻尾を振り振りさせた。さっそくスマホで撮影した。 ピイちゃんは渡り鳥である。日本での越冬を終え、今年の3月19日、約4500km離れた繁殖地のチベットもしくは中国東...... more
|
ファン申請 |
||