確かにここの「活あじ」美味！：内浦漁協直営 いけすや

4月12日、静岡県伊東市の宿で「もし、『アジ』が好きならば、『内浦漁協直営　いけすや』」（https://ikesuya.com/）の『活あじ』料理を一度味わってみてはいかがですか」と勧められた。特に生き〆したアジと一晩寝かしたアジを使った「二食感活あじ丼」（1,000 円）が絶品だという。

　ネットで調べたらアジは養殖真アジとのこと。「天然」ではなく「養殖」であることに少し、ひっかかったが、食い意地と好奇心が勝り、翌日の13日のお昼、「いけすや」を訪れた。妻が同行していたので「二食感活あじ丼」と「 活あじふらい定食」（1,100 円）を注文して、半分ずつ食べた。

　「二食感活あじ丼」の〆したアジはぷりぷりした食感で、一晩寝かしたアジは熟成感のあるまろやかな味がした。「 活あじふらい定食」はふわふわカリカリ感があった。どちらも美味しかった。アジが好きなら一度は試していいかもしれない。

　「いけすや」では、内浦漁協と漁師の奥さんたちのチームIKS（いけす）がタッグを組んで料理を提供しているのだという。訪れた日は平日で、しかも雨が降っていたので、客足もまばらだったが、お店には意気込みのようなものが感じられた。お店の人によれば「土日は1時間待ちが普通」だそうだ。

夕食用に活あじを伊豆の名産品わさびの葉でくるんだ「活あじのわさび葉寿司」（お土産用－8貫　1,250円）を買って帰った。とてもさわやかな風味で、お酒にぴったりと合った。機会を作り、また訪れたい。