誤伐なく植樹した苗木の周り下刈り5・2六国見山手入れ

道路へ落下の恐れのある松など伐採4・22六国見山手入れ

剪定ばさみや鎌を使って下刈りスタート

五月晴れとなった5月2日、北鎌倉湧水ネットワークは5月最初の六国見山森林公園の手入れを実施した。参加者は12人で、六国見山のシンボルツリー「夫婦桜」周辺の下刈り組8人）と一昨年の台風で寝返りした落葉樹の大木の片づけ組（4人）二手に分かれた。

植樹した苗木をしっかりと育てるには、苗木が猛烈な勢いで成長する下草に呑み込まれないようにこまめな下刈りが必要だ。下刈りに刈り払い機は必須の道具だが、苗木を誤伐する恐れが付きまとう。実際に何度か誤伐の苦い体験をした。

失敗体験を踏まえ、最近の手入れでは、剪定ばさみや鎌を使って、まず苗木の周りの下草を刈り、その後、刈り払い機を使うことにしている。このため、誤伐することはなくなり、作業効率も目に見えて向上した。

下刈り前

下刈り後

植樹した苗木の日当たりをよくするために枝打ちも実施した　この日は横浜市青葉区からAさんが公共交通機関を使って手入れの見学・体験のためにやってきてくれた。青葉区から北鎌倉の六国見山までの所要時間は片道約2時間。常連参加者のBさんの紹介とのこと。今年は六国見山の里山再生活動をスタートして10年。ご縁の繋がりの中で再生活動が継続できていることを再認識した。

手入れ後の参加者自己紹介

これから寝返りした落葉樹の大木の片づけ開始！

作業中

作業後