新戦力のお陰で下刈りピッチ上がる5・6六国見山手入れ

誤伐なく植樹した苗木の周り下刈り5・2六国見山手入れ

下刈りでこんなにきれいになった！

「いい手入れが出来、満足」と参加者に笑み

　北鎌倉湧水ネットワークは5月6日午前10時から六国見山の手入れを行った。朝方雨が残っていたのでいつもより1時間開始時間を遅らせた。天気予報では晴れに向かうとのことだったので実施を決断した。参加者は5人。

　まず、畑の上の杉林の下刈りをし、その後、六国見山森林公園へ移動し、二手に分かれて下刈り（3人）と台風被害木と形状不良木の伐採・玉切り・集積（2人）を行った。下刈りはクリ、クヌギ、コナラ、ヤマザクラ、イロハモミジ、ビワの苗木を植樹した場所で行った。

【畑上の杉林】

下刈り前

下刈り中

下刈り後

　2011年に六国見山の里山再生活動をスタートさせて以来、広葉樹を中心とした累計の植樹本数は652本となった。これらの苗木をしっかりと育てるために下草に呑み込まれないようこまめな下刈りが不可欠だ。

　前日の5日、刈り払い機を1台新たに購入した。手持ちの刈り払い機のエンジンカバーのネジが前回の作業の時に外れてしまい、それが行方不明になってしまった。下刈りに刈り払い機は不可欠なので急きょ、購入した。

　新たに購入した刈り払い機はこれまでのものより軽量なので女性や年配者でも使いやすい。そこでこの日で3回目の参加となるNさんに試しに使ってもらった。Nさんは刈り払い機を使うのは初めてだが、剪定ばさみを使ったこれまでの手入れの様子を拝見していると道具類を使うのがとても上手だった。

　Nさんに刈り払い機の操作方法を教え、実際に刈り払い機で下刈りをしてもらった。最初はぎこちなかったが、Nさんは徐々にコツをつかみ始めた。おかげでこの日予定していた下刈りはすべ終えることが出来た。今後、継続的に手入れに参加してもらえれば大きな戦力となってくれること間違いなしだ。

下刈り前

下刈り中

下刈り後

　この日の伐採本数は6本。周囲の残ったスギとヒノキがのびのび棹立ち、林床にも日差しが入ることで新たな山野草の復活も見られるだろう。日当たりの回復は周辺の植樹した苗木の成長も促進するであろう。

伐採前

伐採中

伐採後