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土は植物の化けたもの「循環農法」再読⑧ 野口農園の元気に育つニンニク(撮影:2021・4・30) ![]() 「なずな農園は草ぼうぼうです。まさに野菜と草が共生しています。訪れた人々はこのことに驚くようです」(「ニンジンから宇宙へ―よみがえる母なる大地―」=著者・赤峰勝人) ![]() ![]() 「なぜだ!まさに奇跡だ。常識では考えられない。われわれが雑草と呼んでいるナズナにニンジンは養分を取られてしまい、やせ細っていると思うのが常識のはずだ」。わたしも12年前、「循環農法」の提唱者の赤峰勝人さんの大分県にある「なずな農園」を訪問し、草ぼうぼうの中でニンジンとほうれん草が立派に育っているのを見て驚愕した一人である。
赤峰さんが野菜と草を共生させているのは、草がカルシウムを集めてくれるからで、「循環農法」を完成させる鍵がカルシウムだったのだ。
「草は、土にとっても野菜にとっても、とても大切なものです…窒素やリン、カリウムなどの、土に必要な栄養素の中でとびぬけて多いのがカルシウムです。土は大量のカルシウムを必要としており、このカルシウムを集めてくれるのが、草なのです。まだ、土が瘦せている段階では竹が生えて、縦横に根を張りめぐらせて堅い土を軟らかくしてくれ、次にススキが生え、土が豊かになるにつれ、スギナやハコベ、オオイヌノフグリなどに移り変わっていきます。生える草は変わっていきますが、どの草もカルシウムを集めてくれるのです」(「ニンジンから宇宙へ―よみがえる母なる大地―」)
「なずな農園」を訪問した時は、目の前の共生という現実のみを見ていたが、最初から草と野菜が共生できるわけではなかった。そこに至る過程と理由を知らなかったから驚いた。
「畑の中へ草をたくさん作らなければなりません。しかし、草をたくさんつくれば野菜が小さいうちは草に負けてしまってダメになる場合があります。循環農法で味の良いものを作るポイントは草を作ることですが、野菜が小さい時に何度か草取りをしなくてはなりません。しかし、決して除草剤などかけないでください。草は薬草であり、肥料であり、酵素の作り手なのです。草を作って、野菜が負けない程度に草取りをすることです。野菜が大きくなれば決して草に負けることはありません。草たちと仲良く育っていきます(「ニンジンから宇宙へ―よみがえる母なる大地―」)
野菜が小さい時に何度か草取りをする! これが大切なのだ。「循環農法」と併再読している「自然脳教室」でも「自然農は種を蒔いて草刈りもしない放任栽培だと思われがちだが、きちんと栽培できるよう最低限の管理をしている。野菜と草が同時に芽を出すと草の勢いに負けるので、野菜の生育を助けるために地表の草を刈る」としている。野菜が草に呑み込まれれば、太陽の光を浴びることが出来なくなり光合成ができなくなってしまう。
というわけで、今回のニンニク栽培では、最初はハコベなどの草取りをし、ニンニクがハコベなどに負けないくらい成長した時に草取りをやめて、ニンニクとハコベなどを共生させてみた。5月下旬にはニンニクの収穫の時期を迎える。結果が楽しみだ。
2021・4・30 ![]() 2021・4・30 ![]() 2021・5・6 ![]()
by kitakamayunet
| 2021-05-14 05:49
| 里山・六国見山と生物多様性
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