カテゴリ
全体 花の里山六国見山(設立25周年企画) プロフィール 会則 里山再生は究極のSDGs 速報 講演・寄稿・メディア シリーズ・団塊世代 春夏秋冬 レヴィン文化財プロジェクト 無名人からの伝言 式年東大社銚子御神幸祭 シリーズ「里山ってなんだ!」 鎌倉の美しい里山継承PJ 東庄と鎌倉 鎌倉の世界遺産登録 ガイドブック・プロジェクト 東日本大震災 鎌倉団塊プロジェクト 団塊探偵団(神奈川新聞) 唯我独尊(コラム) 現代に生きる禅の精神 野口農園 交遊録 台峯&マンション問題 インターネット新聞JANJAN Yahoo!セカンドライフ 大船観音前マンション建設 洞門山宅地開発問題 北鎌倉テニスコート築造問題 北鎌倉の恵みプロジェクト 個性派ショップの優れもの BOOK mixi入口 イベント案内 北鎌倉匠の市・展 イベント月別一覧 リンク 北鎌倉グルメ散策 北鎌倉でお買い物 男の料理教室 璃史写真館(非公開) 発見!体験!もう一つの鎌倉 六国見山日照権伐採 「元治苑」にマンション建設 璃史&七緒(非公開) 里山・六国見山と生物多様性 未分類 タグ
六国見山
里山再生
有機無農薬栽培
循環資源
循環農法
円覚寺裏山
北鎌倉
円覚寺
鎌倉アジサイ同好会
まちむら交流きこう
里山
森林・山村多面的機能発揮対策交付金
夫婦桜
間伐材
新型コロナウイルス
ヤマザクラ
地ビール
日本さくらの会
台風15号と19号
ヒノキの器
以前の記事
お気に入りブログ
最新のコメント
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ニンニクとハコベが仲良く共生「循環農法」再読⑨ 今回のテーマは「循環農法」を理解するために特に重要と思われたので、インターネットでNHK高校講座・生物基礎(https://www.nhk.or.jp/kokokoza/index.html)の「生物の特徴」「生命活動を支える代謝」「代謝を進める酵素」「光合成」「呼吸」を繰り返し観るなど、ネット検索を徹底して行った。そのお陰で「よく噛んで食べる」習慣がようやく身についた。新聞記者をしていたので締め切り時間に追われた生活を長年続けた。いつしか「早飯も芸の内」と思い込んでしまっていた。しかし、「唾液」「酵母」「酵素」「代謝」の働きや意味を知ることで長年の悪癖を直すことが出来た。
NHK高校講座・生物基礎では「生物は,外界から物質とエネルギーを取り込み,必要な物質の合成と不要になった物質の分解を繰り返し,物質レベル,細胞レベルで常に体の中身を更新して命を維持している。こうした合成や分解などの化学反応を代謝という。化学反応が速やかに進むのは、酵母=微生物が作り出したタンパク質からなる「酵素」がはたらいているためだ」ということを学んだ。
「体の中で起こっていることは、畑の中で起こり、宇宙の中で起こっている」「『バイ菌』と呼ばれる菌はなく、その場に必要な菌が発生する。菌が出来たからこそ植物や動物が生まれてきた。そして菌があるからこそ、循環の法則が成立するのです。循環の主役は菌」という循環農法の提唱者赤峰勝人さんの主張に耳を傾けながら、野菜作りと里山再生活動に取り組んでいきたい。以下、赤峰さんの著者から長めの引用をした。
噛んで噛んで、酵素を出そう(「『ニンジンから宇宙へ』 よみがえる母なる大地」) 「…唾液には、毒消しの効果があることはご存知ですね。昔から、スリ傷をこしらえた時など『ツバをつけとけば治る』」と言われるのは、傷口を唾液で消毒するということです。唾液が体に効果をもたらすのは、傷口の消毒だけではありません。唾液の中に含まれる酵素の効き目は、ぜひ、知っておいてほしい話です…酵素とは何か、考えたことがありますか。結論から言いましょう。酵素とは、微生物(酵母)が作り出す蛋白質であり、最後は窒素に変えるのです。人間の体は酵素の工場なのです。では、食べ物を口に入れた時から先の、人間工場の作業工程を順を追って説明しましょう。まず、玄米を一口ほおばったら、私は最低五十回は噛むことにしています。丈夫な歯で、嚙んで嚙んでよく噛み砕くことにより、消化吸収はよくなり、ジアスターゼを始め、現在確認できているだけで十八種類の酵素が、口の中にどっと出てきて食べ物混ざります。それがすべての毒物を殺菌してくれ、安全な食べ物に変えてくれます。次に食べ物を麴にして胃袋へと送り込みます。酵素まみれの食べ物が胃に入ると、またそこで消化酵素がかけられ、たっぷりと撹拌されて発酵所(腸)へと続きます。そして、発酵熟成して、小腸で命の源である血液となり、肉体細胞に活力を与えてくれるのです」
「ところで、現代人になぜ、酵素健康法が有効なのかを考えたことがありますか。本来、手をつけない自然のままの作物、たとえば、リンゴにはリンゴ分解酵素が、柿には柿分解酵素が、米やニンジン、さつまいも、すべての作物の表面ではそれぞれ特有の酵母(微生物)」が働いて、分解酵素を出します。しかし、作物に化学肥料を与えることにより、本来の分解酵素が減少してしまいます。そこへ、さらに農薬をかけて分解酵素を殺すために、人間の唾液だけでは分解できなくなっているのです。それに輪をかけて、現代人は、時間がないためか、よく噛むことをしません。当然、唾液も充分出ないわけですから、これでは発酵消化ができるわけがなく、元気な体を維持することはできません…人間の体は酵素の固まりです。草、木、虫、動物、魚、海草を始めとして、そして人間が肉体細胞を持ち、細胞が常に活力に満ちあふれ、何十年も元気で生きていけるのは、みんな酵素の働きのおかげです。作物の本来持っている酵素と、私たちが持っている酵素を出し合って完全消化栄養吸収する以外、真の健康は得られません」
体の中は、畑の縮図であり、宇宙の縮図(「循環農法」) 「体の中で起こっていることは、畑の中で起こり、宇宙の中で起こっていることです。人体の中が解れば、宇宙が解ります。人体の中では三百万分の一秒で、体の中に湧いて来た毒素を消す酵素を作れという指令が出ていると言われます。同時に、どのミネラルとタンパク質がくっつかなければいけないかという指令も出てくるわけです。指令が出た時に、体にミネラルがなければ毒素を消す酵素が作れません。血液の中に常に塩が入っているというのは、塩の中に百種類に近いミネラルが入っているわけです。そのミネラルが足りていれば、瞬時に酵素が作れて体は平常を保ち、病気にならないわけです。つまりミネラル=塩ですから、塩の不足を病気という症状で知らせているわけです」
「それと同じことが今、畑の中で起こっています。化学肥料の中にはミネラルが入っていません。窒素、リン酸、カリウムだけです。ミネラルがないから、作物は畑の中のミネラルを奪い合っているわけです。それでも長い間、化学肥料を使っていればミネラルは足りなくなり、ミネラル不足になって、作物の細胞が死ぬのです。その死んだ細胞を食べるために菌が働いているだけです。それを見て『バイ菌』が付いたから病気が出たと勘違いしているのです…土は化学肥料を使ったためにミネラル不足で、自然治癒力が発揮されず、細胞維持が出来なくなっていたのです…菌は分解して土に戻すという自分の役割を果たしているだけです。死んだ細胞を食べて戻す菌の『仕事』がなければ、永遠に循環しなくなります」
「植物が大きくなって葉っぱが古くなると落ちてきます。常緑樹の葉っぱでも三年したら落ちてきます。その落ちた葉っぱには、光合成と原子の転換でミネラルがいっぱい貯まっています。その落ちた葉をミミズや昆虫やカビなどが食べて分解していって、植物の肥料になるのです。『バイ菌』と呼ばれる菌はなく、その場に必要な菌が発生するのです。大気中に存在する炭素や窒素に光と水が加わると、菌は自然発生してくれます。菌が出来たからこそ植物や動物が生まれてきたのです。そして菌があるからこそ、循環の法則が成立するのです。循環の主役は菌です」
「このように菌の素晴らし、偉大さに、いったいどれだけの人が目を向けているのでしょう?菌なき世界に植物も動物も存在できないのですよ。今の人は異常なほど、清潔を好んでいます。自然発生した金を『バイ菌』と呼び、まるで敵のように憎み、殺菌剤を随所にばら撒いています…菌が発生しているのは、そこに必要とされていたからです。きちんと原因と使命があるから生まれているのです。『バイ菌』と嫌う菌が、体にも生物にも畑にも、この宇宙にも、どんなに必要で大切なものか知ってください」
<唾液の働き> (Kewpie公式HP https://www.kewpie.com/education/information/senior/sosyaku/sosyaku_02.html) 消化を助ける 唾液に含まれる酵素(アミラーゼ)が、食べ物に含まれるでんぷんを分解し、胃で消化されやすい状態にします。
口の清潔を保つ 口の中の食べカスを洗い流し、口の中をきれいにして虫歯や口臭を防ぎます。 味を感じやすくする 味を感じやすくする 舌にある味蕾(みらい)に唾液が味のもととなる物質を運ぶことで、食べ物の味を感じることができます。 食べ物を飲み込みやすくする 食べ物を飲み込みやすくする かたくパサパサしたものでも、唾液とまざることで、まとまって噛みやすく飲み込みやすい物性になります。 口の健康を保つ 口の健康を保つ 唾液が口の中の粘膜全体を覆って保湿・保護します。唾液に含まれるカルシウムやリンなどは、歯の再石灰化を促し虫歯になりにくくします。 全身の健康を保つ 全身の健康を保つ 口から入ってくる細菌の増殖を防ぐ「抗菌作用を持つ」、がんの原因にもなる「活性酸素を減少させる(※)」、なども報告されています。 (※)西岡一:唾液と活性酸素とがん予防、業界展望(医歯薬出版)
by kitakamayunet
| 2021-06-16 11:52
| 里山・六国見山と生物多様性
|
Trackback(1)
|
Comments(0)
![]()
タイトル : 宇宙の万物は陰陽から成り立つ循環農法再読⑪
人間の体は酵素の工場:循環農法再読⑩色づき始めた野口農園の夏野菜の象徴の大玉トマト 季節は梅雨真っただ中の6月下旬。野口農園ではトマト、ナス、ピーマン、キュウリなど手塩にかけて育てた夏野菜が旬を迎えた野菜たちが梅雨の晴れ間から顔をのぞかせた太陽の光を浴びて、光り輝いている。この光景を見ているだけで、自然から大きなエネルギーをいただいているように感じる。 中玉トマト(手前)とミニトマト(奥) 「ほんのりと赤い色をつけ始めたトマト、緑色のツヤを出し始めたピーマン、キュウリ、そして鮮やかな紫色のナス。野菜...... more
|
ファン申請 |
||