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六国見山の湧水は日本では珍しい硬水:循環農法再読⑫ ![]() 先日、最近六国見山の里山再生活動に参加してくれるようになった団塊ジュニア世代のAさんから「宇和島のじゃこを大量にいただいたので、お裾分けしたい」と言って、愛媛県明浜の綱元祇園丸(https://gionmaru.com/)の天然のちりめんをいただいた。朝食は自家製の有機無農薬栽培の野菜が入ったスムージーとご飯、みそ汁、納豆、その他のおかず。行きつけの魚屋さんに質のいいちりめんが入った時に購入し、朝食の“友”にしている。
◇「ちりめんじゃこ」と「しらす」の違い 「しらす」はイワシの稚魚の総称。イワシの稚魚を主な原料として、塩水で煮沸(釜揚げ)した後、乾燥させた製品が、「ちりめん」または「ちりめんじゃこ」と呼ばれている。 いただいたちりめんはさっそく翌日の朝食の“友”にした。美しく繊細なその形、潮の香りが伝わってくるような優しい味に驚かされた。良質の食材の食体験をすることが大切だと考えているので、近くに住んでいる長男と次男に収穫期に入った自家製のトマト、キュウリ、トウモロコシなどの夏野菜と一緒にこのちりめんを届けた。 相当なこだわりを持って作られているに違いないと思って、「綱元 祇園丸」のHPを開いた。そこには「ちりめん漁への想い」が掲載されていた。「明浜の人、山、海。祇園丸にとっては、どれも家族と同じくらい大切な宝です。地元の人たちと一緒に、自然や文化、伝統を守りながら、地域に根ざしていく仕事をしていきたいと思います」。この想いは私の故郷と北鎌倉に対する想いと重なる。 「ちりめん漁への想い」には魚付保安林の記述もある。魚付保安林づくりは六国見山里山再生活動の柱の落葉広葉樹の植樹の目的の一つでもある。Aさんにお礼のメールを入れた。Aさんから「私は父方の祖父母が愛媛だったので愛媛の海産物に愛着あるので嬉しいです」との返信があった。問題意識の高い次世代の里山再生活動の参加者が現れてとても嬉しい。 ◇六国見山里山再生PJがふるさとの森林再生事業に採用(六国見山森林公園の里山再生プロジェクト (kitakama-yusui.net)) 「綱元 祇園丸」の「ちりめん漁への想い」 …私たちの地域には江戸時代に先祖が「ここの木を切ったら魚がとれなくなるぞ!」というウバメガシの群生する林があります。私たちは、現在でもその保安林に守られて生計を立ててこられたことに感謝しています。しかし、近年ではワカメやひじきなどが減少し磯焼け現象が少し見受けられるようになりました。そして平成12年、「茎そう類の森を作ろう!」を合言葉に、魚付保安林やワカメの養殖をはじめました。 …環境活動においては、なかなか結果が出ることではありませんが、「やらないといつまで経っても結果は出ない」と、気を長く持って続けていきたいと思います。いつか、西予市の0mから1,400mまでの地利を生かした、海と山のその地の特産物を利用した加工品作りをしてみたと思っています …先祖に負けないよう山と海がいっしょになり、環境を守り続けていきたい。魚付保安林,この林から注がれる水には、微生物が含まれ豊富なプランクトンが,発生して貝や小魚が集まり成長します。また、海の底には珪藻類が育ち、光合成によって酸素を発生させ海を浄化します。まさしく「海づくりは山づくりから」と言われるのはこのことから,ではないでしょうか。特に春の漁は魚付保安林の周辺に漁場があり、先祖の偉大さに改めて感謝しています。私たちも、先祖に負けないよう山と海がいっしょになり、私たちの,環境を守り育てていきたいと思います。 【ご参考】 魚付保安林づくりに関しては「竹炭専門店・鎌倉すざく」を取材した時にその大切さを教えてもらった。「竹炭専門店・鎌倉すざく」の事業は現在、炭義(水越義倫社長 https://kikori-sumi.com/)に継承されている。
by kitakamayunet
| 2021-07-04 11:16
| 個性派ショップの優れもの
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