北鎌倉の恵みが「楽天ふるさと納税」に掲載へ

地ビール「北鎌倉の恵み」がふるさと納税の返礼品に2・26

六国見山湧水仕込み地ビール「北鎌倉の恵み」の案内が、JTBのふるさと納税サイト [ふるぽ]（https://furu-po.com/）に加え、楽天の運営するポータルサイト「楽天ふるさと納税」（https://event.rakuten.co.jp/furusato/）に８月末頃から掲載される予定だ。

7月14日、この件に関して鎌倉市役所で事業者向けに説明会があった。

鎌倉市からの要請で「北鎌倉の恵み」がふるさと納税の返礼品になったのは2019年2月のことだった。ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄附ができる制度で、鎌倉市に１万2千円寄付すると「北鎌倉の恵み」6本が返礼品として納税者に届く。「北鎌倉の恵み」の存在を知ってもらいたいと願っているが、新たな広報媒体の出現はとても心強い。

北鎌倉湧水ネットワークは2000年10月、NPOと企業のコラボレーションで「北鎌倉の恵み」を世に送り出すために発足した。最初の企業のンパートナーは横浜ビール株式会社で役割分担は北鎌倉湧水ネットワークが企画、横浜ビールが製造・販売を担当した。

北鎌倉の自然と景観保全、街づくり支援をコンセプトに掲げ、コンセプトの趣旨に沿って売上の3％を自然環境保全や街づくりに取り組んでいるNPO団体に寄付した。横浜ビールとのコラボは2010年まで続き、この間の合計寄付額は100万円を超えた。横浜ビールとのコラボ解消は横浜ビールのオーナーが引退したためだった。

「北鎌倉の恵み」ファンの後押しで3年後の2013年9月、日本最老舗地ビール会社のサンクトガーレン有限会社がコラボ相手となって「北鎌倉の恵み」は復活した。スキームは初代北鎌倉の恵みと同じだ。売り上げの3％をＮＰＯ支援かまくらファンド、鎌倉風致保存会、かながわトラストみどり財団に寄付してきた。2021年1月7日現在の合計寄付額は602,152円となっており、60万円を突破した。