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超凄腕の木こりと龍隠庵Ⅴ①命綱付けて崖上を下刈り9・19 ![]() 秋分の日の9月23日、円覚寺塔頭の龍隠庵(太田周文住職)に眠る義父と義母の墓参りに行った。そうしたら龍隠庵の裏山のほぼ垂直に切立った崖上の斜面地で命綱付けた人が下刈りをしていて、毎週木曜日に境内の手入れをしているボランティアグループが刈って落ちてきた下草を片づけていた。 ![]() ![]() ![]() 崖上の斜面地の下刈りは4年前の2017年9月に行われて以来だ。この時は超凄腕の木こり・平松譲さん(平松林業、群馬県多野郡神流町)、西力太さん(力丸造園、埼玉県飯能)、平田慎さん(平田造園、群馬県)の3人が、龍隠庵に泊まり込んで命綱を付けて下刈りを決行した。
撮影2017年9月 ![]() ![]() ![]() 撮影2021年9月28日 ![]() ![]() ![]() ![]() その後、下草が成長し、平松さんからは「下刈りが必要ではないか」との連絡があり、太田住職にもその旨、伝えたが日程調整がつかず、手付かずなっていた。龍隠庵には新年のご挨拶、春と秋のお彼岸、義父と義母の命日、年末の餅つき会への自家製ダイコンの奉納などで、年に何回か訪れている。そのたびに崖上の斜面地のことが気になっていた。気にはなっていたが、危険でボランティアでは手が出せない。
太田周文住職によれば、23日、崖上の斜面地で下刈りをしていたのは設計士さんと太田住職の信者のベトナム人の若者だった。太田住職は「龍隠庵境内に顕彰碑建立の依頼があり、測量が必要となった。測量のためには崖上の斜面地の下刈りをして他の塔頭との境界線をはっきりさせなければならなかった。ナラ枯れも2,3本発生し、放置すると大木なので境内の本堂や書院が押しつぶされる恐れもあった。平松さんにお願いしようと思ったら、プロではないが心得のある設計士さんと測量士さんが伐採と下刈りをしてくれることになった」と、経緯を説明してくれた。
ただ、途中で大変なことが起きたという。測量士さんがオオスズメバチに6か所刺され、緊急搬送されたというのだ。幸い、測量士さんは命に別状はなかったが、太田周文住職は肝を冷やした。オオスズメバチの巣は崖上の斜面地に3か所あり、後日、専門の業者が処理したという。崖上の斜面地の手入れは単独では無理なので、設計士さんのサポートをベトナム人の若者がすることになったという。 設計士さんたちが伐採してくれたナラ枯れしたコナラ(多分)の大木は、重心が山側にあったので、伐採されずに残されていた。今回の教訓は不測の事態が発生するかもしれないので、建物を押しつぶす可能性のある大木は早めに伐採した方がいいということだ。同時に下刈りも継続的な実施が望ましい。また、オオスズメバチの刺傷事故は8月から9月に集中して発生するそうだ。このことも頭に入れて山の手入れをする必要がある。
by kitakamayunet
| 2021-09-29 20:13
| 鎌倉の美しい里山継承PJ
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