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「無名人からの伝言」、父の命日の9月1日に予定通り出版 ![]() 「朝焼けと狩人 幻の画家、笠木治郎吉の生涯」(定価1,760円=税込)は、幻の画家といわれた笠木治郎吉(1862~1921)と、その妻ヨシの生涯を描いたノンフィクション・ノベルだ。かさぎ画廊の笠木英文さんから3月30日の発売前に送っていただいた。 ![]() 絵に関しては全くの素人なので、絵そのものの批評はできないが、送られてきた郵便小包を開いて、本の表紙の「猟師の親子」の絵にしばし目が釘付けとなった。年甲斐もなく、胸が熱くなってきた。本文では下記のように絵の説明がされていた。
「朝霧の原野の中を、こちらにやってくる父と息子の狩人がふたり、画面いっぱいに描かれている。ふたりは肩から蓑をかけ、それぞれに鉄砲をかついでいる。前を歩く父と、うしろを歩く息子の間には、一本の竿が渡されていて、そこには今日の獲物である大きな兎が二羽ぶら下がっている。父は斜めうしろを振り向いて、息子に何かを語りかけている。何を言っているのかはわからない。ただそれは、父が息子に残しておきたい、言葉より重い何かに違いなかった」 目が釘付けとなった理由は2008年に夢工房から「無名人からの伝言―大利根用水に賭けた野口初太郎不屈の人生―」(http://www.kitakama-yusui.net/7/7mumei.html)を出版した時のことを思い出したからである。わたしは亡き父の思いを受け止めて大叔父の自叙伝「無名人からの伝言」を出版した。
「朝焼けと狩人 幻の画家、笠木治郎吉の生涯」のあとがきで著者の細井聖さんは「笠木英文は治郎吉の孫であり、小説の最後の行に胎児として登場する。治郎吉の絵を世にしらしめたいという思いは母親(笠木和子)と同じで、企業に勤めながら、母の画廊を手伝ってきた。英文が『かさぎ画廊』のホームページを開設すると、世界中から治郎吉の絵に関する情報がもたらされるようになった。英文は、企業に勤めていたころの海外勤務の経験を生かして、数点の治郎吉作品を日本里帰りさせた。また、笠木家の家系図を整備したり、治郎吉の海外渡航歴を調査したりした」と記している。
笠木英文さんとわたしは、鎌倉芸術祭実行委員会の運営委員である。運営委員としてご一緒していてその立ち振る舞いから、使命感のようなものを持たれていると感じていた。「朝焼けと狩人 幻の画家、笠木治郎吉の生涯」を読み、この印象は間違いではなかったと思う。
by kitakamayunet
| 2022-04-03 17:19
| BOOK
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