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大変だ、ピイちゃんにハクセキレイのライバル出現2・5 2年連続で六国見山の畑に姿を現したジョウビタキのピィチャンは、どうやら3月24日以降、チベットもしくは中国東北部を目指して旅立ったようだ。ピィチャンを畑で確認したのは昨年の大晦日だった。年が明けてから本格的に畑の寒起こしをしていると「カッ、カッ、カッ」、あるいは「ヒッ、ヒッ、ヒッ」という二通りの「地鳴き」を披露しながらわたしに近づき、耕した土の中にいた虫を食べていた。 ただし、3月に入り、5日の啓蟄(けいちつ)を迎えるころになると、ピィチャンはあまり姿を見せなくなった。啓蟄は二十四節気(1年を24等分にしてそれぞれの季節に名前を付けた暦のこと)の1つで、寒さが緩み、虫たちが土の中から出てくる季節のことをいう。
渡り鳥のピィチャンは食料となる虫を求めて、リスクを冒して秋に日本に渡って来る。1月2月の寒い時期は、虫たちは土の中に潜んでいる。寒起こしによって、その虫たちは土の外に現れる。それをピィチャンはついばむ。啓蟄を過ぎると虫は土の中から出てくる。土の表面を這いまわる虫もいれば、飛び回る虫もいる。
ピイちゃんが空中を飛んでいる虫を鮮やかにキャッチする光景を見たことがある。啓蟄を機に、ピイちゃんの食量確保の機会が大きく広がる。いくら人懐こいとはいえ、危険と背中合わせの人間に接近する必要がなくなるわけだ。ピイちゃんにとって六国見山の畑は、食料不足の時の「ラストリゾート」(最後の拠り所)的な存在なのだ。
縄張りの範囲が「半径50-100m」なら、上記のジョウビタキはピイちゃんではない。「1km弱の範囲」が正しければピイちゃんだ。3月23日以降、ジョウビタキの姿は見かけない。「地鳴き」も耳にしていない。ジョウビタキは集団で渡ると思われるので、多分、3月24日以降にピイちゃんは仲間と一緒に、中国大陸を目指して飛び立っていったと思われる。
ジョウビタキの平均寿命は4~5年だそうだ。2年前に初めて会った時、ピイちゃんが何歳だったかは分からない。ピイちゃんと交流しながらの寒起こしはとても楽しい。冬がやってきてみたび、ピイちゃんと会えることを切に望んでいる。
by kitakamayunet
| 2022-04-04 09:50
| 里山・六国見山と生物多様性
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