悔しい！種蒔きした落花生が狸（？）に食べられた4・28

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　北鎌倉・六国見山の中腹で畑を借りて野菜作りをしているが、4月29日、畑へ行って驚いた。4日前の25日に種蒔きをしたラッカセイが野生動物に掘り返されてきれいに食べられていた。ラッカセイの“襲撃犯”は継ぎ合わせた防獣ネットの隙間を広げて侵入した。“襲撃犯” と想定される野生動物はタヌキ、ハクビシン、アライグマ、野ネズミ、カラスだ。いずれも、六国見山に生息している。掘り返した跡から判断すると最も疑わしいのがタヌキだ。

　ラッカセイの種は自家採種（自分で育てた野菜から種を採る）したものだ。22日に近隣の方からいただいた薪ストーブ燃やしてできた灰を撒いておいた。種を蒔いた25日は炭も使った。「循環農法」の教えに従って石灰は使わずに、灰と炭を使用している。いずれも六国見山の里山再生活動の副産物だ。丁寧に種を蒔いただけに悔しい！　もっとしっかりと防獣ネットを張っておくべきだった。幸い、落花生の種が少し、残っている。気を取り直して明日、新規蒔き直しをしよう。

　29日は野生動物にびっくりさせられる出来事がもう一つあった。落花生の種を保管しておいた箱を開けたら、台湾リスが飛び出してきた。何事から思ったら箱の中を見た。すると肥料として使おうと思っていた米ぬかを入れた袋が食い破られていた。わずかな隙間から台湾リスが侵入し、米ぬかを食べていたのだ。箱の外から米ぬかを見ることはできない。台湾リスは匂いで米ぬかの存在を感知した。参ったね。野生動物の研ぎ澄まされた本能、恐るべしだ。

　そもそも29日のメーンの畑仕事はキクイモの間引きだった。種芋を30ｃｍ間隔で植えたが、掘り残したキクイモが芽を出し、混みあった状態になっていた。キクイモの生命力の強さは凄い。野生動物に振り回されているうちに雨が降ってきた。大雑把に間引いてこの日は畑を後にした。

間引き前

間引き後
29日以前に間引きしたキクイモ