下草に囲まれたヤマザクラの苗木救出6・23六国見山手入れ

残念！呑み込まれた1本は枯れ死

誤伐防止でまずは苗木の周りを手鎌で下刈り

苗木の救出成功

　6月23日、北鎌倉湧水ネットワークは六国見山森林公園で公園南口に近い場所に植樹したヤマザクラの苗木の周りを中心に下刈りを実施した。この場所は杉林だったが台風で幹折れや傾きが集中発生した場所で、伐採・玉切り・集積後、約2年前の2020年11月21日にヤマザクラの苗木を植樹した。参加者は中核メンバー6人中の5人で全員70代。もう一人は白内障の手術直直後でお休み。ものすごく蒸し暑くて疲れた。それでも「苗木を下草に負けないように育てるには5年～８年かかるが、体が動く限り頑張ろう」と申し合わせた。

全員70代、まだまだ頑張ります！

　台風被害木の伐採により日当たりが良くなったのと土壌が肥えているためか、ヤマザクラの苗木の生育がいいのだが、それ以上に下草の成長スピードが異常に早い。約2カ月前に下刈りをしたが、あっという間に下草が苗木を取り囲んでしまっていた。放置すると苗木は太陽の光を下草に奪われて、枯れてしまう。

約2カ月前（4月16日）の手入れ後の状態

6月23日の下刈り前の状態

いきなり刈り払い機で下刈りを始めるとヤマザクラの苗木誤伐してしまうので、最初は慎重にヤマザクラの苗木の周りを手鎌で下刈り

続いて刈り払い機で下刈り
下刈り後
　わたしは4人と別行動で約3年前の2019年12月21日に植樹したヤマザクラの苗木1本の救出に向かった。完全に下草に呑み込まれてしまっており、残念なことに枯れてしまっていた。

　その後、わたしは今年の5月19日に植樹したエゴノキの苗木3本の周りを下刈りした。

下刈り前

下刈り後

　エゴノキの苗木の下刈りを終えた後は散策者が歩きやすいよう園路沿いの下刈りをした。

以下の写真は翌日の6月24日に撮影