冬の花火－江の島はまさに光のファンタジー－０５・１２・２４

　クリスマスのイブの１２月２４日、江ノ島の「冬の花火」を見に行った。打ち上げ時間は午後６時から１０分間。３０分前に着いた。打ち上げ場所を確認し、写真撮影の場所を確保した。寒い。寒風が身に染みる。体を内部から温めよう。そう考えて、近くの屋台で熱燗を買い求めた。湯沸かしとコップを受け取り、打ち上げの時間を待った。
　「ドーン」。夜空に美しい花が咲いた。右に花火。さらにその遙かかなたに金星。左にライトアップされた江ノ島の灯台。人工の「花」と自然が作り出した満天の星。江ノ島はまさに光のファンタジー。短時間だったが、満足度は十分だ。
　　　　　　　　　　　　　　■右上に小さく光っているのが金星だ

　ただし、華やかではあるが花火には、哀しみの色調が伴う。一瞬にして消え去る儚さ故だろう。冬の花火は夏の花火よりもその色彩がより強い。だから、ロマンチックだ。何人かのｌ小説家が、「冬の花火」という題名の小説を書いている。実際に冬の花火を見て、その理由が理解できたような気がした。









　体が冷えきってしまった。花火の後は江ノ島の磯料理屋の「竹波（ちくは）http://members2.jcom.home.ne.jp/tikuha/」で、ひみの寒ブリの刺身を肴に焼酎のお湯割りをいただいた。「竹波」の紹介は、近日中に、カテゴリ「 個性派ショップの優れもの」でしてみたい。魚が好きなら、一度足を運んでも損のない店である。