落花生、残念ながら今年は不作10・29

　10月29日、ラッカセイを慌てて収穫した。草と共生させていたのでタヌキとかアライグマなどの野生動物の襲撃を免れることが出来ると思っていたが、それは甘い考えで、すでに襲撃が始まっていた。実が食べられた痕跡が残されていた。

収穫前

襲撃された痕跡

　ラッカセイは残念ながら今年は不作だった。実が大小バラバラだった。大きな実がそろって収穫できた昨年とは大違いだ。今年4月に種用に保存しておいた実の中から大きなものを選別して種まきした。油断して防獣ネットを張らなかったので、野生動物に食べられてしまった。やむなく残っていた小さな実を蒔き直した。ラッカセイは昨年初めて栽培した。この時はビキナーズラックで、たくさんのいい実が収穫できた。その再現はならなかった。

比較的大きな実

小さな実

　昨年、塩ゆでにして食べたらとても美味しかったので、意気込んで栽培した。栽培の過程で循環農法を理解と実践するうえで新たな学びの機会を得たことも大きな動機付けとなった。窒素循環について学ぶことが出来たのだ。窒素循環は簡単に言うと、大気中に存在する窒素(N2)が生体に取り込まれてタンパク質となり、それが分解されて再び窒素(N2)として大気中へ戻ることだ。タンパク質は全ての動物および植物の細胞を構成する主要な成分である。

来年の種用に選別したラッカセイ。来年は防獣ネットを張って種蒔きしよう！

塩ゆで用のラッカセイ