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富士山バックに記念写真 ![]() ランドマークタワーバックに記念写真 ![]() 快晴に恵まれた1月9日、北鎌倉湧水ネットワークは13人が参加して、今年最初の六国見山森林公園の手入れを実施した。手入れの内容は植樹したヤマザクラ、イロハモミジ、クリ、ドウダンツツジの苗木の周りの下刈り、形状不良のスギ4本の伐採、落葉樹の剪定だった。
手入れを行う前に今年の活動が順調に進むことを願って展望台で富士山と横浜ランドマークタワーをバックに記念写真を撮影した。ただ、富士山はヤマザクラの枝が伸びて見えにくくなっている。散策者から「枝を払ってもらえないか」との要望がこの日もあった。ヤマザクラの剪定は難しいので、六国見山森林公園所有者の鎌倉市と指定管理者の鎌倉市公園協会に要望を伝えることを約束した。なお、展望台での写真に納まっているが撮影者の私を除き10人だが、これは二人が撮影時に間に合わなかったからだ。
それにしても下草の成長が凄まじかった。理由は、下刈りは雑草や雑木の成長速度がピークに達する真夏に行うのが基本なのだが、この時期は熱中症とスズメバチの刺傷事故との隣り合わせなので、下刈りをすることが出来なかったためだ。
![]() ![]() 苗木を誤伐しないように先行組が下草をかき分けてまず鎌や刈込ばさみで植樹した苗木の周りのアズマネザサや雑木を刈り取った。その後、刈り払い機で下刈りをした。
まずはまず鎌や刈込ばさみで下刈り ![]() ![]() その後刈り払い機で下刈り
![]() ![]() ![]() 植樹した2本のクリの木が大きく成長していた。多分樹高が5~6mあるだろう。クリの実もついていたと思われる。今年はスズメバチのトラップを仕掛けたり、夏季に入る前に下刈りをしてイガを付けたクリの木を見たい。
下草に呑み込まれたクリの苗木 ![]() 下刈りで姿を現した成長したクリの苗木 ![]() ![]() イロハモミジの苗木が1本、枯れていた。幹に害虫が侵入したと思われる穴が空いていた。自宅へ戻りネットで調べたらゴマダラカミキリ(幼虫の俗称:テッポウムシ)の被害にあったようだ。順調に育っていたのに残念だ。
枯れてしまったイロハモミジの苗木 ![]() ![]() ![]() 「いやー大変だったね」。下刈り終えて引き上げ ![]() 形状不良のスギの間伐により植樹したエゴノキの苗木やイロハモミジの苗木に太陽の光がスッと差し込むようになった。これまでは日照不足でなかなか大きくなれないでいたが、これからは成長スピードを上げてくれるだろう。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() エゴノキが2019年の台風で大きく傾いてしまい、危険な状態になっていた。これを2022年に鎌倉市公園協会が伐採してくれた。大きなスペースができたので、今春にもエゴノキの苗木を植樹する予定だ。ただ、植樹予定地の上を落葉樹の枝が覆いかぶさっている。このままにしておくと苗木は日照不足で育たないので、高枝切りのこぎりで剪定した。 ![]() ![]() ![]() ![]() 昼食は畑で栽培した白菜、ネギ使った煮込みうどん+龍隠庵の餅つき会のおすそ分けのお餅。寒い時期、あつあつの煮込みうどんは体を芯から温めてくれる格別のごちそうだ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ありがたい!参加者の中に鍼灸師さんがいて体のメンテをしてくれた ![]() ![]() ◇カミキリムシ対策 【緑生環 HP(https://ryokuseikan.biz/sentei/QandA_kanri/kamikirimushi.html)より転載】 ゴマダラカミキリ(幼虫の俗称:テッポウムシ)食樹する樹種は非常に幅広く、エゴノキ、カエデ類、ミカン類、ヤナギ、クリ、クワ、イチジク、プラタナスなど多岐にわたります。果樹や街路樹として利用される樹木も食害するので都市部でも姿を見ることができ、よく知られたカミキリムシです。 被害 幼虫は樹皮の内側にある形成層から幹の芯部へ根株に向かって食害し、空洞ができます。食害した穴付近に木屑が出てくるのでよくわかるでしょう。空洞が大きくなると枝や幹が折れることがあるので留意することです。成虫は新しい梢の軟らかい樹皮を食害します。これが枝枯れの原因となることがあります。 防除及び対処 基本的に被害が多いのは老木や樹勢の弱った樹木です。生育環境に配慮して樹勢よく育てれば、それが予防となります。カミキリムシの最盛期に忌避効果となる「酢農薬を2週間毎に幹や枝へ散布すること」や「草木灰を根元周りの土壌面へ散布すること」等を行うとよいでしょう。 これらは樹木の活力剤となって樹勢もよくなります。幼虫及び卵は見つけ次第駆除することが大切です。テッポウムシによって樹幹の空洞がひどくなった場合は、その幹を根元から伐採して萌芽更新を図る方法があります。この方法は萌芽力のある樹種に適しています。
by kitakamayunet
| 2023-01-11 07:57
| 鎌倉の美しい里山継承PJ
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