赤道の倒木撤去、竹林の間伐も2・5六国見山手入れ（上）

境界フェンス直撃の倒木撤去後

 境界フェンス直撃の倒木撤去前

 　立春入りし、暦の上では春となった2月5日、北鎌倉湧水ネットワークは12人が参加し、チェンソー組と下刈り組の二手に分かれて六国見山の手入れを行った。チェンソー組は円覚寺の境界フェンス沿いの赤道の倒木の片付け、枯れた幹折れスギの伐採、神奈川県有竹林の間伐をした。下刈り組は刈り払い機、剪定バサミ、太枝伐りバサミ、ノコギリを使って、植樹したイロハモミジ、ツツジ、クリ、クヌギ、コナラ、ビワなどの苗木の周りの下刈りをした。

 

境界フェンス直撃の倒木は多分、年明けの強風で発生したと思われる。撤去作業開始！

 

境界フェンスを直撃した倒木の近くでは、折れた枝が往来の邪魔をしていたので、畑のかまどの燃料として使えるようにチェンソーで短く伐って、かごに入れて一輪車で畑に運んだ。

 別の場所で発生していた境界フェンス直撃の倒木撤去後

別の場所で発生していた境界フェンス直撃の倒木撤去前
枯れた幹折れスギの伐採前
枯れた幹折れスギの伐採後
　チェンソー組は精力的に活動し、神奈川県有竹林の竹約30本の間伐もしてくれた。昔から竹林の混み具合は「番傘をさして通れる」程度がちょうどいいと伝えられてきたが、地道な竹林整備でその状態に近づいている。

 

間伐前

間伐作業

間伐後

　下刈り組も奮闘した。人間の背丈を超えるほど成長した下草が苗木を取り囲んだ。誤伐しないように注意深く下草を刈った。下刈りは苗木の成長を約束してくれる大事な作業だ。これを怠ると苗木は下草に太陽の光を奪われて育たない。