夫婦桜の夫桜満開＆山桜樹林地の剪定3・16

青空をバックにした夫桜の白い花

 

剪定した山桜の樹林地から望む富士山

 　3月16日、六国見山の森林公園の巨大ヤマザクラのペア夫婦桜」の夫桜（幹回り４ｍ）が満開となった。青空をバックにした白い花が映えた。慎ましやかな妻桜（同2,5ｍ）は開花が始まった。展望台付近のヤマザクラの一部も開花が始まった。来週には展望台付近およびヤマザクラの樹林地のヤマザクラも咲き、「鎌倉一のヤマザクラの名所・六国見山」を訪れた人たちを感動させてくれるだろう。

 

 満開の夫桜

 開花した妻桜

仲睦まじい夫婦桜

 

展望台の周りのヤマザクラも一部開花

 

　展望台に向かって歩いていくと六国見山森林公園の指定管理者の（公財）鎌倉市公園協会の委託を受けた造園業者がヤマザクラの樹林地のヤマザクラの枝の剪定をしていた。今年の1月11日、公園所有者の鎌倉市と鎌倉市公園協会に多くの散策者からの「富士山が見えないので、ヤマザクラの枝を伐ってほしい」との要望を受けて、剪定をお願いした。今後は満開のヤマザクラの間から富士山、箱根、伊豆半島の素晴らしい眺望を楽しむことが出来るだろう。

 【鎌倉市と鎌倉市公園協会へのメール】

「北鎌倉湧水ネットワークの野口です。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。六国見山森林公園展望台付近の富士山と江ノ島の眺望を遮っているヤマザクラの枝払いの再度のお願いです。かつて石渡市長の時代に一度お願いしたことがあります。この時は石渡市長から「桜は剪定に弱い木であるため、枝払いについては、緑化推進専門員などの助言、指導を得て慎重に対応していきます」という回答をいただき、その後、実際にヤマザクラの枝払いをしていただきました。昨年来、六国見山森林公園の手入れをしていると、散策に訪れた多くの方々から「富士山や江ノ島が見えないのでヤマザクラの枝払いをしてもらえないか」との要望を受けています。1月9日に本年最初の六国見山森林公園の手入れの時、展望台で集合写真を撮影した時も、数人の散策者の方々からヤマザクラの枝払いの要望を受けましたので、よろしくお願いいたします。＊添付写真は1月9日に撮影した集合写真です。富士山をバックに撮影しましたが、ヤマザクラの枝で富士山が見えません」

 【鎌倉市公園協会からの返信】

　「野口様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。展望台周辺のサクラの件、鎌倉市にきちんと相談して、ご連絡いたします。サクラは普通の木よりも、「伐った」「折った」に対して、話題になりやすいので、慎重に対応したいと思います。よろしくお願いいたします」

 

この日も近隣の保育園、青空保育の園児たちの賑やかな声が六国見山に響いた

展望台付近

 南口