オオムラサキとヤマザクラ救出4・6六国見山手入れ

赤道に落下した枝の片付け作業

 

片付け前

 片づけ後

 4月6日、北鎌倉湧水ネットワークは6人が参加して六国見山手入れを実施した。手入れの内容は①下草に呑み込まれた状態のツツジ（オオムラサキ）とヤマザクラの苗木の周りの下刈り②赤道を塞いでいた円覚寺所有林から落下した枝の片付け③神奈川県有竹林の親竹候補の選別を目的としたタケノコ掘り―だった。

 

嬉しいことにこの日はカナダから一時帰国中のSさんが参加してくれた。Sさんは一昨年の9月にカナダに赴任した。Sさんは、団塊ジュニアのわたしの二人の息子たちに近い世代だ。里山再生活動の継承を願う立場からすれば、Sさんの参加はとても心強い限りだ。

 

ヤマザクラの苗木を救出するSさん

下草に呑み込まれてその存在が見えなくなっていたオオムラサキが開花を始めていた。周囲から見えるようにするにはもう少し、下刈りが必要だ。

下刈り前

下刈り中

下刈り後

 今年は豊作年だと予想していたが、タケノコはかなり収穫できた。収穫したタケノコは参加で分け合うとともに、畑の地主さん、畑仲間、里山再生活動を応援してくれている近隣住民におすそ分けした。おすそ分けした畑仲間から「「タケノコ、先端から下まで本当に柔らかくて感動しました。本日は先端をさっと茹でてお刺し身に、下部は明日タケノコご飯!と娘たちのリクエスト。生きた食育!ありがとうございます」との感謝メールをもらった。