イロハモミジ新生、山ツツジ・エゴノキ復活4・9六国見緊急手入れ

新たに誕生したイロハモミジ二世

ヘッジトリマーが下刈りに威力

　4月9日、北鎌倉湧水ネットワークは中核メンバー4人が参加して、六国見山の緊急手入れを実施し、下刈りと神奈川県有竹林の竹垣の補強と親竹候補の選別をした。緊急手入れの実施は①今年新たに誕生したイロハモミジ二世や、ひこばえ（切り株や木の根元から出る若芽）が出た誤伐したヤマツツジとエゴノキの周りの下草の成長が著しく、放置すると太陽の光を遮られて育たない恐れがあった②前回の手入れでツツジ（オオムラサキ）の周りの下刈りが終了していなかった③県有竹林の竹垣近くでまたタケノコの盗掘が発生した―のため。事態は急を要するので4月8日、中核メンバーにのみ声掛けした。

 　イロハモミジ二世や、誤伐したヤマツツジとエゴノキの周りの下刈りでは、鎌倉アジサイ同好会のメンバーから提供を受けた充電式ヘッジトリマー（生垣など、面を均一に刈り込むための刈り込み機）が威力を発揮した。傷めた右膝が全快していないので、しゃがみこんで作業することは控えているが、充電式ヘッジトリマーなら中腰で下刈りが出来た。

 今年新たにイロハモミジ二世が次々に誕生

イロハモミジ二世の親

既に誕生していたイロハモミジ二世下刈り前

 既に誕生していたイロハモミジ二世下刈り後

 大きく成長したイロハモミジ二世には支柱を立て紐で結わえた

 誤伐したヤマツツジ下刈り前

 誤伐したヤマツツジ下刈り後

 エゴノキのひこばえ

 斜面の下刈りはとてもしんどいが、オオムラサキも道路から見えるようになった

 

県有竹林で新たな盗掘発生

 

親竹候補選別のタケノコ掘り

 

親竹候補がこんなに大きくなった！

　植樹したヤマツツジが開花を始めた。朱色の花が新緑に映えて美しい

 　ヤマアジサイがつぼみを付けていた。ゴールデンウイーク明けには開花し、5月中旬以降、見ごろを迎えるだろう。

 

 　それにしても秋のイロハモミジの紅葉もいいが、新緑も負けず劣らず素晴らしい