トリマー、ヤマアジサイ下刈りに絶大な威力4・16

トリマーを使って下刈りをする石川晃一さん

　4月16日、六国見山森林公園に昨年5月と6月に鎌倉アジサイ同好会から提供を受けて植樹したヤマアジサイの苗木189株の周りの下刈りをした。場所は同公園の夫婦桜上から展望台に至る園路沿いのヤマザクラの樹林地。生育状況をこまめにチェックしているが、下草が樹高の低いヤマアジサイの苗木より大きくなって太陽の光を遮ようになった。

 

放置すると消滅してしまうので、13日から短時間、鎌倉アジサイ同好会の石川晃一さんから寄贈を受けたトリマーを使って一人でヤマアジサイの苗木の下刈りを始めた。

寄贈を受けたトリマー

  　16日はありがたいことに石川晃一さんが自分のトリマーを持参して下刈りに参加してくれた。トリマーの威力は絶大で、約1時間余りで下刈りを終えた。後は刈り払い機を使って定例の手入れ日にきれいにしたい。ヤマアジサイの苗木の活着率は抜群にいい。「アジサイの小径」作りを目標としているが、“よそ者”のヤマアジサイの苗木より、早くから六国見山に定着している下草の方が、圧倒的に成長スピードが速い。目標達成のために最低、年4回の下刈りが必要と思われる。

下刈り後

 　昨年植樹したヤマツツジの苗木20本の周りの下刈りもできた。

下刈り前

下刈り後

 嬉しいことにこの日、石川さんは新たに2台のトリマーを寄贈してくれた。六国見山里山再生活動の重点が今年度から植樹した苗木の育成にシフトしている。トリマーは刈り払い機を使えない人にも使用可能だ。

新たに寄贈してもらったトリマー

寄贈してもらったトリマーそろい踏み