龍隠庵で「里山再生は究極のSDGｓ」出版記念会Ⅱ（5・20）

　北鎌倉湧水ネットワークは5月20日に円覚寺の塔頭の龍隠庵で同月1日に出版した「里山再生は究極のSDGｓ―六国見山に刻んだ22年間の活動足跡―」の2回目の出版記念会を開催した。

 出版記念会には太田周文・龍隠庵住職、如水会鎌倉支部、鎌倉風致保存会、かながわトラストみどり財団、鎌倉アジサイ同好会、龍隠庵護持会、認定ＮＰＯ法人あっちこっちの会員ら23人が参加した。翌日の21日に龍隠庵でユダヤ人を救い、北海道を守るなど偉大な功績をした樋口季一郎旧陸軍中将の顕彰碑除幕式が執り行われという状況下での出版記念会の開催となった。太田住職のご厚意に深く感謝したい。

 5月13日は1回目の出版記念会を開催したが、こちらの出版記念会には一緒に街づくりや里山再生活動で汗を流してきた北鎌倉さとやま連合会の構成団体のメンバーが中心に22人が参加した。 

　飲み物の六国見山の森が育んだ湧水を仕込んだ地ビール「北鎌倉の恵み」は、ありがたいことに製造・販売元のサンクトガーレンの岩本伸久社長が「ビール、お祝いさせてください」と、無料で提供してくれた。

 

お弁当は1回目と同じくオーガニック食材のイタリア料理店「トラットリア　フォンテ」にお願いし、六国見山の畑で循環農法を参考にして有機・無農薬栽培しているジャガイモ、エシャレット、ソラマメ、キヌサヤ、タマネギを弁当の食材に使ってもらった。 

司会は如水会鎌倉支部の田中豊日産自動車OB）さん、乾杯の音頭は如水会鎌倉支部前支部長の平尾光司（長銀OB、公財・川崎市国際交流協会会長）さん、会費の徴収役を吉田裕（国際協力銀行OB）さんにお願いした。わたしが如水会鎌倉支部の役員をしていた時、一緒に市部活動発展のために力を尽くした。

 田中豊さん（写真右）

平尾光司さん

 吉田裕さん

出版に当たっての野口挨拶参加者の一言挨拶・懇親の様子　出版記念会終了後、参加者は龍隠庵の復興整備に尽力しているアトリエノア一級建築士事務所の田邊能久社長の案内で　 樋口季一郎旧陸軍中将の顕彰碑を見学した。桐山大さん提供写真