6・3かまくらFMに出演、「里山再生は究極のSDGｓ」を紹介

　　6月3日、鎌倉地域のラジオ局『かまくらFM』の「地域防災」の在り方をテーマにした「KAMAKURA GOODMORNING STATION」に出演する。時間は9時15分から20分程度。5月1日に出版した「里山再生は究極のＳＤＧｓ―六国見山に刻んだ22年間の活動足跡―」の紹介をする。インタビューは鎌倉エフエム放送の小松あかりさん。

 　2011年から取り組んでいる六国見山の里山再生活動のきっかけとなったのは、2008年に高齢化率が日本一高い限界集落の群馬県南牧村で開催された「第一回ふるさと再生＊田舎サミット」への参加だった。この時、2007年に南牧村を襲った列島縦断台風9号の土石流災害の生々しい傷跡を目の当たりにした。主催者から「山の手入れができていない日本ではどこでも同じことが起きる可能性がある」と言われた。実際、この台風で高野台住宅の一角で斜面が崩れ、流された土砂と樹木が家屋まで迫った。早急に荒廃した六国見山の里山再生活動に取り組む必要性を感じた。

 

 　『かまくらFM』には最近では今年4月17日、にも出演した。この時は「鎌倉市民活動センターコーナー」で、北鎌倉湧水ネットワークの全体的な活動について話した。今回の出演では「里山再生は究極のＳＤＧｓ」で取り上げている里山再生活動と防災のかかわりを詳しく説明したい。