腐りの入ったスギの間伐に成功！10・1六国見山手入れ

難航したロープを使っての掛かり木処理

スギと広葉樹の枝ががっちりと絡み合ってしまった！

　10月1日、北鎌倉湧水ネットワークは9人が参加して、六国見山森林公園の夫婦桜上の腐りの入ったスギの間伐と、同公園南口近くのかつての杉林に植樹したヤマザクラの苗木の周りの下刈りを実施した。手入れは間伐組と下刈り組の二手に分かれて行った。季節外れの厳しい残暑の中での作業はしんどかったが、無事に予定していた作業を終えることが出来、ほっとしている。

腐りの入ったスギの間伐は、周囲の状況から掛かり木になるとの想定の下、牽引ロープを用意していった。結果は想定通り、掛かり木となった。ただ、隣接した落葉樹に間伐したスギの枝ががっちりと絡み合ってしまい、掛かり木処理はえらく手こずった。ありがたいことに掛かり木処理には、ヤマアジサイの苗木の周りの下刈りをしてくれていた鎌倉アジサイ同好会の石川晃一さんが加わってくれた。

　　　　　　　　　　　　　　　間伐前の腐りの入ったスギ

掛かり木処理スタート

間伐したスギはチェンソーの扱い方の実習用の教材にするつもりだ

間伐前

間伐後

チェンソー2台、刈り払い機2台にトラブルが発生していたため、この日は愛和機械の中島俊代表に点検をしてもらった。点検後、中島代表には間伐組へのアドバイスもしてもらった。

チェンソーと刈り払い機の点検をする中島代表

間伐組へのアドバイスをする中島代表

　7月初めに下刈りをしたのだが、猛烈な勢いで下草が植樹したヤマザクラの苗木を取り囲んでいた。誤伐しないように注意して下刈りをした。

下刈り後