下刈りで夫婦桜がはっきり見えるようになった11．9六国見山手入れ（上）

　11月9日、北鎌倉湧水ネットワークは6人が参加して、六国見山森林公園でシンボルツリー「夫婦桜」周辺の下刈り、落葉樹の倒木と5日に間伐したスギの片付け、形状不良のスギ1本の間伐を行った。この日の下刈りで、下草に視界を遮られてその存在が散策者からはっきりと分からなかった「夫婦桜」がはっきりと確認できるようになった。また、下刈りは展望台下方にあるヤマザクラの樹林地でも行った。

【夫婦桜周辺】

下刈り前

下刈り中

下刈り後

【ヤマザクラの樹林地】

下刈り前

下刈り中

下刈り後

　落葉樹の倒木と5日に間伐したスギの片付け、形状不良のスギ1本の間伐に関しては、5日に間伐デビューしたヤアジサイの苗木を提供してくれている鎌倉アジサイ同好会メンバーのKさんに積極的にかかわってもらった。落葉樹の倒木は前日に確認した。異常に傾いていたので、間伐した方がいいのではないかと考えていたが、その前に倒れてしまった。根元が腐っていた。散策者が陶房の被害などに巻き込まれないためには、園路沿いの形状不良の樹木は伐採しておいた方が無難だと痛感した。

片付け前の落葉樹の倒木

片付け中の落葉樹の倒木

片付け後の落葉樹の倒木

　5日に間伐したスギは3本だった。Kさんが積極的に玉切りに挑んでくれた。2本は片づけることが出来たが、1本はキイロスズメバチの巣があって、危険なので片付けを止めた。時間が余ったので、近くの形状不良のスギを1本、Kさんが間伐した。Kさんによれば「間伐デビューの時の自己採点は30点から40点。今回は、60点は取れたのではないか」と満足げだった。

5日に間伐したスギの片付け作業開始

玉切り成功！

怖い、キイロスズメバチの巣があった