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大盛況!参加者、募集人数大きく超える30人 願ってもない好天に恵まれた12月10日、「里山体験&登録団体懇話会@六国見山」が、紅葉真っ盛りの六国見山を舞台に開催された。主催は鎌倉の市民活動を支援するNPO法人・鎌倉市市民活動センター運営会議(NPOセンター鎌倉)。北鎌倉湧水ネットワークはNPOセンター鎌倉からの開催協力要請を受け、六国見山のガイドをするとともに、懇話会二次会で六国見山の畑で循環農法を参考にして有機・無農薬栽培しているサツマイモを焼いて食べてもらった。なお、このブログに掲載した写真は、写真家の島村國治さんがすべて撮影してくれた。
参加者は募集人数の20人を超える30人と大盛況となった。この日のイベントの目的はNPOセンター鎌倉の登録団体がお互いを知り、仲間を作ることだった。北鎌倉湧水ネットワークは参加者に里山再生活動の成果を見てもらうことが出来た。一方で参加者はこの間、お互いに交流を深めることができたようだ。参加者からは「春のヤマザクラや新緑時期の里山体験を楽しみにしております」の感想が寄せられた。嬉しい限りだ。 【集合場所は六国見山森林公園南口】 集合場所は六国見山森林公園南口。六国見山で一番大きなイロハモミジが生えており、赤く色づいた紅葉が参加者を出迎えた。公園の看板の前でまず、里山六国見山の歴史について説明した。 サポートをお願いした手入れ仲間5人を参加者に紹介した いざ出発
【山桜の苗木を集中的に植えたかつてのスギ林】 スギ林だったが2019年に記録的な暴風雨を伴って上陸した台風で、スギがなぎ倒された。その後を片付けてヤマザクラの苗木を集中的に植樹した。六国見山を「鎌倉一のヤマザクラの名所」から、「神奈川県きっての山桜の名所」にする目標を掲げて活動を続けているが、活動を次世代に継承できれば、その目標は叶うだろう。 【将来はここでクリやドングリの実拾い】 将来はここで子どもたちにクリやドングリの実拾いを愉しんでもらいたいと考えてクヌギ、コナラ、クリなどをまとめて植樹した。カブトムシが生息するようになれば最高だ。 【展望台に匹敵する絶景スポット】 展望台に勝るとも劣らない絶景スポット。冬季、晴れて空気が澄んでいる時は富士山、丹沢、男体山、日光白根山、上州武尊山、赤城山が一望できる。残念ながこの日は12月にしては気温が高くてやや霞んでいたので男体山、日光白根山、上州武尊山、赤城山を見ることできなかった。 【夫婦桜下のかつての段々畑】 六国見山のシンボルツリー「夫婦桜」下のかつて段々畑。この場所にはイロハモミジを集中的に植えた。それが色づいて参加者の目を楽しませるほどにまで成長した。 【最初に植樹をした記念すべき場所】 北側登山道の入り口の石段に近いかつての段々畑。里山再生活動をスタートさせた2011年に、形状不良のヒノキ約50本を間伐して、その後にイロハモミジとエゴノキの苗を植樹した。記念すべき場所だ。 【イロハモミジとドウダンツツジの紅葉が競演】 園路沿いにイロハモミジ、エゴノキ、ドウダンツツジの苗木を植樹した。イロハモミジとドウダンツツジの紅葉の競演が見られた。 シンボルツリー「夫婦桜」を見てもらうために、この日に備えて直前に視覚を遮る下刈りをした。夫婦桜の周りには鎌倉アジサイ同好会から寄贈してもらったヤマアジサイの苗木を約500本植樹した。将来、「夫婦桜」から展望台に至る園路は「ヤマアジサイの小径」に変身するだろう。 【国土緑化推進機構の看板】 六国見山の里山再生活動を始めてから落葉広葉樹を中心とした累計植樹は1000本を超えた。下草に呑み込まれないように比較手樹高の高い苗木を植樹している。なので、苗木の購入費は値がはずむ。ちなみにヤマザクラの苗木の値段は1本5000円だ。資金力の乏しいしい弱小市民団体に高嶺の花だ。それが可能になったのは、自助努力もしたが、組織や個人から寄せていただいた助成や寄付だった。 【かつては六国が見渡せた展望台】 六国見山最高の絶景スポット。かつてはここから上総、下総、安房、相模、伊豆、武蔵の六国が見渡せた。しかし、今は相模、伊豆、武蔵は見ることが出来るが、上総、下総、安房は樹木が成長しているので望めない。この日は残念ながら富士山が見えたが、東京スカイツリー、大島を霞んで見えなかった。 【里山MTBみうらと初コラボの場所】 この場所も2019年に記録的な暴風雨を伴って上陸した台風で、スギがなぎ倒されて通行が出来なくなった。それを団塊ジュニアがリーダーの「里山MTBみうら」と初コラボして片づけて開通させた。活動の継続を考えた場合、記念すべき場所である。男体山、日光白根山、上州武尊山、赤城山、東京スカイツリー、ベイブリッジが見える六国見山の絶景スポットの一つだ。年が明けたら下草が伸びているので、下刈りして眺望を回復したい。 【最終ゴールの畑は近い】 参加者から「結構歩きますね」との質問が寄せられた。そこで「最終ゴールの畑は近いです」と答えた。手入れしている場所とそうでない場所の違いを説明しながら歩いた。 【焼き芋はベニハルカとパープルスイートロード(紫芋)】 午前10時に集合して、約1時間半歩いて畑に到着した。畑では北鎌倉湧水ネットワークの仲間が、自分たちで作った炉で焼き芋を焼いていてくれた。サツマイモの種類は循環農法を参考にして有機・無農薬栽培したベニハルカとパープルシルクロード(紫芋)だ。糖度はベニハルカの方が高い。一方の紫芋は色が鮮やかで、目に良いと言われるアントシアニンが含まれている。両方、美味しいと食べてもらった。餅も焼いた。参加者が「美味しい」と食べながら話が弾んだ。準備が大変だったが、イベントの目的が達成できた、いい一日だったと思う。
by kitakamayunet
| 2023-12-12 14:47
| 鎌倉の美しい里山継承PJ
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