オオムラサキの花がやっと見えてきた！4・25六国見山手入れ

　4月25日、北鎌倉湧水ネットワークは6人が参加して六国見山森林公園で下刈りをした。下刈りは2人が公園北側登山道に近い斜面地に植樹したオオムラサキツツジの苗木の周り、4人が公園南口に近いかつてのスギ林と二手に分かれて実施した。スギ林は2019年に上陸した台風で多数のスギの倒木が発生し、この後にヤマザクラの苗木を植樹した。

　オオムラサキツツジの苗木を植樹した場所は道路に近いが急斜面なのでいつも下刈りが遅れてしまい、成長の早い下草に囲まれて、花が咲いても道路から見られない。救いはオオムラサキツツジの場合、日当たりが悪くても生き延びてくれていることだ。この日の下刈りで少し、花を咲かせたオオムラサキツツジが姿を現した。下草を圧倒するよう大きく育てたい。そのためにはもう2回程度下刈りが必要だ。

　公園南口に近いかつてのスギ林はヤマザクラの樹林地に囲まれていた。そこにヤマザクラの苗木を植樹したので誰かが「さくら平」と名付けた。

下刈り前

下刈り後

これまではヤマザクラの苗木が下草に呑み込まれている状態で下刈りをしてきたが、今回は下草が苗木の根元の周りを取り囲み始めた早い段階での下刈りだ。作業効率の面でどうなるか注目している。

きれいになった下刈り後トラップにオオスズメ　3月17日、六国見山森林公園に高野台在住の内山智弘さんが運営している一時預かり保育（認可外保育施設）「いいねきっずかまくら」（http://iinekidskamakura.com/）と初コラボしてヤマザクラ（3本）とエゴノキ（1本）の苗木を追加植樹したが、いずれも根付き、新芽を出していた。

ヤマザクラ

エゴノキ

お疲れさまでした。それにしても暑かった！