ヤマアジサイの追加植樹の場所確保5・18六国見山手入れ

次々に開花を始めた清楚なヤマアジサイ

　5月18日、北鎌倉湧水ネットワークは6人が参加して六国見山森林公園で鎌倉アジサイ同好会から寄贈予定のヤマアジサイの苗木200株の追加植樹に備えるための下刈りと、形状不良のスギの間伐（4本）などを実施した。手入れをしていると、この日も次々と登山者がやってきて、「ご苦労様です」と声をかけてくれた。

　ヤマアジサイの追加植樹を予定している場所は、六国見山のシンボルツリー夫婦桜上の既にヤマアジサイを植樹してある場所から北側登山口方面に下る園道沿いだ。すでにヤマアジサイの苗木は約600株植樹してある。追加植樹を完了すると展望台に至る相当長いアジサイの小径が誕生する。

追加植樹予定地確保！

下刈りは植樹したドウダンツツジとエゴノキの苗木の周りでも実施した。下草の成長がもの凄く早く、苗木を呑み込む勢いを見せていたので先手をうった。

ドウダンツツジ苗木の周りの下刈り

エゴノキの苗木の周りの下刈り

植樹したエゴノキの苗木が花を咲かせていた

この日下刈りをした場所以外でも植樹したエゴノキの苗木が花を咲かせていた

間伐はヤマザクラの巨木の周りを取り囲んだ枯れたり、腐りの入ったスギがターゲットだった。こうした形状不良のスギを放置すると、日照不足と風通しが悪さから、ヤマザクラが枯れてしまう恐れがある。また、スギが倒れるとヤマザクラの幹を折ってしまう可能性もある。

間伐の前の下刈り

間伐開始

間伐後

姿を現したヤマザクラの巨木の根っこが凄い！

　2019年から毎年、鎌倉アジサイ同好会から寄贈をうけて植樹してきたヤマアジサイが次々に開花を始めた。遠くない将来にヤマアジサイの名所・六国見山になる日が来るだろう。その日の来るのが楽しみだ。