円覚寺所有林のコナラの倒木処理と下刈り：6・16六国見山手入れ

　6月16日、北鎌倉湧水ネットワークは6人が参加して六国見山手入れを実施した。まず、六国見山の畑沿いに走る赤道（里道）に覆いかぶさるように倒れ込んだ円覚寺所有林のコナラの処理を行うと同時に赤道沿いの下刈りをした。その後、六国見山森林公園に手入れの場所を移し、下刈りと前回の手入れで間伐した形状不良のスギの玉切りと片付けを行った。

　コナラの倒木処理にはチェンソーが欠かせない。手ノコでやろうとしたら時間もかかるし、肩を痛めるリスクもある。片付け前は倒れ込んだコナラの下を前かがみで通り抜けていた。嫌な感じがした。片付け後はすっきりとした気分で歩けるだろう。

コナラの倒木処理前

コナラの倒木処理中

コナラの倒木処理後

コナラの倒木が発生した赤道沿いは下草が伸び、それに朝露がついて散策者のズボンを濡らしてしまっていた。そこで、気持ちよく歩いてもらうために刈り払い機を使って下草を刈った。

赤道沿いの下刈り前

赤道沿いの下刈り中

赤道沿いの下刈り後

　六国見山森林公園の下刈りは植樹したヤマアジサイの苗木の周辺、植樹したヤマザクラの苗木の周り、下草が伸びて歩きにくくなった園路沿いで行った。ヤマアジサイの苗木の周辺の下刈りは22日に予定しているヤマアジサイの苗木200株の追加植樹に備えた。

ヤマアジサイの苗木の周辺

ヤマザクラの苗木の周り

下草が伸びて歩きにくくなった園路沿い

間伐した形状不良のスギの玉切りと片付け前

間伐した形状不良のスギの玉切りと片付け中

片づけ後

この日も散策者が次々にやってきた

　展望台の下刈りは六国見山森林公園の所有者である鎌倉市と指定管理者の鎌倉公園協会がやってくれることになっていたが、なぜか、昨年度は未実施だった。今年年度は早急に下刈りをしてもらいたい。景観を損ねるだけでなく、登ったり下りたりする時に下草に着いた露が登山者のズボンについて大変だ。さらに下草の成長の勢いが凄まじいので、放置すると下刈りの労力と費用がかさむばかりだ。