感動！コジュケイの抱卵をスマホでキャッチ8・7

　8月7日、六国見山の畑のクリの木の下のやぶの中でコジュケイの親鳥が卵を孵化させるために卵を抱えて温めている姿をスマホで撮影した。4日前の3日にここでコジュケイの巣を発見し、卵が2個あるのを確認した。3日後の6日には4個に倍増していた。さて、その次はどのような展開になっているか、おおいなる好奇心をいただいて巣を覗いた。

　そうしたら卵の姿が見えなかった。「やばい、他の野生動物に食べられてしまったのか」と思った。巣にさらに近づいて目を凝らしてみたら何と親鳥の「抱卵」（ほうらん）中で、卵は親鳥のお腹の下に隠されていた。

　慌ててスマホを取り出してその姿を撮影した。スマホで撮れる至近距離で野鳥をクリアに撮影できたのはこれで3回目だ。1回目がジョウビタキのピィチャンで2回目がノスリだ。感動した。昨夜、雨が降った。親鳥は雨に濡れないように必死になってたまごを抱き抱えていたのであろう。

欲張ってしまった。よりクリアに撮ろうと考え、さらに近づいてスマホを構えたら親鳥は逃げ出し、姿を隠して、威嚇する鳴き方を繰り返した。巣には卵が5個残されていた。昨日より卵が1個増えていた。ひょっとして「抱卵」（ほうらん）を始めたばかりだったのかもしれない。

もし、この日から「抱卵」を始めたのなら、孵化するのは18日後の25日だ。この間、巣に近づいて様子を見るのは止めることにした。親鳥のストレスになる。心配でたまらないが、何もできない。自然の摂理に任せよう。

さて、肝心のこの日の畑仕事だが、中身はイチゴの草取りとキクイモのロープ張りだった。イチゴは草取りが遅れて、下草に呑み込まれてかなりの数のイチゴの苗が姿を消していた。キクイモにロープ張ったのは、“高身長”のキクイモが強風で倒れないようにするためだ。そろそろ台風シーズンに入る。その備えだ。

イチゴ

キクイモ