嬉しい！枯れたと思っていたヤマアジサイ2株復活8・9

単独でヤマアジサイ、イロハモミジ、ヤマザクラ救出

　8月9日午前6時前、一人で軽量の充電式刈り払い機と剪定ばさみを持って六国見山森林公園に入った。目的はカラスウリなどに呑み込まれたヤマアジサイ、イロハモミジ、ヤマザクラの苗木を救出するためだ。作業時間は約3時間、たっぷり汗をかいたが、それだけの成果があり満足だ。明日も継続するつもりだ。

前日の8日、六国見山里山再生活動に参加してくれているMさんから「今朝、六国見山に走りに行った際に、ヤマアジサイに絡んだ蔓を取り除いてきました。園路脇の斜面にカラスウリ？が群生していて、その魔の手かを伸びてきています。先日植えたものが飲み込まれてしまいそうな勢いで要注意です。今後も走りに行ったら蔓を取り除いてこようと思います」との連絡あった。私は「ありがとうございます！気になっていたのですが、畑の草取りに追われて手が回りませんでした。今の時期、カラスウリは強敵ですね」と返信した。

植物は太陽の光を使って，二酸化炭素と水からデンプンなどの植物が成長するために必要な栄養＝炭水化物を合成，酸素を放出する。太陽の光はすべての植物に平等に注がれる。その場所に適した植物が太陽に向かってより早く成長し、それ以外の植物を呑み込んでしまう。呑み込まれた植物は成長できなくなる。そこで下刈りが必要なのだ。

皮肉なことではあるが、カラスウリの群生は里山再生活動の結果だ。下刈りや間伐によってカラスウリが群生できる条件が整った。それまではアズマネザサやアオキなどが幅を利かせていた。自然の摂理なのだ。原因があって結果がある。それを謙虚に受け止める必要がある。

一昨日、六国見山の畑でコジュケイの抱卵の場面をスマホで撮影し、感動した。

この日も枯れたと思っていた植樹したヤマアジサイの苗木が復活しつつある感動的な場面に遭遇した。根元から新しい小さな緑色の芽が出ていた。「頑張れよ」と声をかけながら水筒の水をかけて、周りを枯草で覆った。植物の強さに驚きを覚えると同時に生命の不思議さを感じた。

枯れたと思われる株の周りも枯草で覆った

【ヤマアジサイ】

救出前

救出後

　先月末、3日連続で水不足でピンチに陥った六国見山森林公園へ植樹したヤマアジサイの苗木の救出作業を行ったが、この救出作業の対象になったヤマアジサイの苗木は酷暑に耐えて生き延びていた。成果が出て嬉しい。

【イロハモミジ】

救出前

救出後

救出が間に合わずに枯れてしまっていた。残念！

【ヤマザクラ】

救出前

救出後

生き延びいる。良かった！